金属加工会社が若年層調査を実施

金属加工や空間デザインから施工までをワンストップで手掛けるステンレス株式会社は、モノづくり業界に対するイメージと実態の乖離を明らかにするため、全国の20代〜30代の男女を対象としたWebアンケート調査を実施しました。

近年、製造や建築などのモノづくり業界では、若年層の入職者不足が深刻な経営課題となっています。その一方で、情報収集のデジタル化が進む中、業界の魅力や現場のリアルな実情が、求職者側に正しく届いていない可能性や、先入観によるミスマッチが生じているとの指摘もあります。

今回の調査では、若年層のモノづくり業界に対する関心度や心理的ハードル、仕事に求める価値観を定量的に把握しました。その結果から、企業に求められる情報発信のあり方や、若手が最短で成長を実感できる環境整備についても考察を行いました。

### 調査概要 - 調査日程:2026年4月中旬 - 調査対象:20代〜30代 男女600人 - 調査手法:インターネットによるアンケート記入

### 約7割が現場の情報に触れる機会がない 現場の働き方や技術内容について聞くと、「あまりない/まったくない」と回答した人が合計66.8%にのぼりました。若年層にとって業界は避ける対象というより、日常生活の中で存在が可視化されていない状況が浮き彫りとなりました。

### キャリアの地図へのニーズ 仕事の魅力については、1位の「WLBが守られ人間関係のストレスが少ない(26.2%)」に続き、「早い段階から実践に触れられること(22.7%)」や「自分の技術向上ステップが明確にわかること(22.3%)」が上位を占めました。これは「タイパ」を重視する現代的なキャリア観の現れです。

若年層が最も参考にしやすい形式は「成長のステップがわかる図解(23.17%)」でした。企業には抽象的なやりがいよりも、具体的な教育の仕組みを示す「地図」の提示が求められています。

### ステンレス株式会社の考察 業界が美徳としてきた「見て盗め」という文化は、結果として若者の足止めに繋がっています。求められているのは精神論ではなく、未経験から一人前になるまでの道のりを図解や動画で示す「仕組み」です。同社は自社の育成ステップをオープンにし、技術継承プロセスを透明化することで、若者が挑戦できる新しいスタンダードを構築してまいります。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:ステンレス株式会社