タカノフーズ株式会社とタカノバイオ株式会社は、椙山女学園大学生活科学部管理栄養学科の門屋亨介准教授との共同研究において、納豆菌で発酵させた納豆を添加した飼料が、高温環境下における高齢産卵鶏の暑熱ストレスを軽減し、産卵成績の低下を抑える可能性を明らかにしました。本研究成果は、国際学術誌「Poultry Science」に掲載され、日本家禽学会において優秀発表賞を受賞しました。近年、地球温暖化による夏季の高温環境は養鶏産業の大きな課題です。ニワトリは暑熱ストレスを受けると摂餌量の低下や産卵率の低下を招きます。特に高齢の産卵鶏は影響を受けやすく、生産性の維持が困難です。本研究では、71週齢以上の高齢産卵鶏135羽を対象に、30℃の環境下で納豆添加飼料の効果を検証しました。その結果、血中の酸化ストレス指標であるMDA濃度の上昇が抑制され、産卵率や飼料要求率の改善が確認されました。また、腸内環境への関与も示唆されており、持続可能な養鶏への貢献が期待されます。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:research_announcement
  • 関連組織:タカノフーズ株式会社 / タカノバイオ株式会社