嘉義市の下路頭(現在の光路里)では、古くから疫病が蔓延した際、玄天上帝に祈りを捧げたところ、神からブランコを設置して揺らすことで福を祈るようお告げがあり、疫病が収まったと言い伝えられている。下路頭の武当山玄天上帝廟は、神への感謝として「ブランコ大会」を開催するようになり、高く揺れるほど「天」に近づけると信じられている。
開催時期は旧暦3月の玄天上帝の生誕前後で、かつては閏年にのみ開催されていた。伝統的に、閏年は陰陽のバランスが崩れ、天災や人変が起こりやすいと考えられていたため、平安を祈って開催されていた。伝統を守るため、ブランコ台は古法に則って建設され、その方角は毎年の流年に合わせて変えられる。
ブランコ台の高さは12メートルで、建物の4階に相当し、踏み板は地上から2メートルの位置にある。最高到達点は10メートルに達する。選手は体力や技術だけでなく、高所への度胸も試される。雨天でも決行され、滑りやすくなった竹竿と踏み板が難易度をさらに高める。スリル満点の展開に、会場には多くの見物客が詰めかけ、あちこちから歓声が上がる。
この活動は嘉義市の民俗文化資産に登録されており、2008年(民国97年)からは神の許しを得て毎年開催されるようになった。2013年(102年)には「嘉義市ブランコ節(鞦韆節)」と命名され、地域の信仰から都市の文化的ハイライトへと発展した。毎年、各界の猛者が集まり、外国人参加者も多く、忘れられない思い出となっている。
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FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:イベント
- 原文内の日付:Lunar March (around Xuan Tian Shang Di's birthday) / Leap month