認知のバリアフリーから、社会参加のバリアフリーへ。印刷・デザイン・紙の力で“伝わる社会”を考える2日間

全日本印刷工業組合連合会、東京都印刷工業組合、NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会、日本洋紙板紙卸商業組合は、2026年7月24日(金)・25日(土)の2日間、東京都立産業貿易センター浜松町館にて「MUD FAIR 2026」を開催します。

主要指標 — KEY FIGURES

2日間
2026年7月24日(金)・25日(土)の2日間

MUDとは、メディア・ユニバーサル・デザインの略称です。

これまでMUDは、色覚の違いや視認性、読みやすさへの配慮など、主に「視覚的なユニバーサルデザイン」として広がってきました。

しかし現代社会では、情報の課題はそれだけにとどまりません。

長い文章を読むことへの心理的な負担、複雑な情報を理解しづらいこと、社会生活の土台となるスキルを十分に身につける機会がないことなど、認知・心理・行動に関わるバリアが、暮らしや学び、働く場、行政サービス、観光など、さまざまな場面で存在しています。

「MUD FAIR 2026」では、こうした課題に対して、印刷・紙・デザイン・メディアがどのように貢献できるのかを、展示、セミナー、ワークショップを通じて提案します。

本フェアのテーマは、「認知のバリアフリーから、社会参加のバリアフリーへ」。

情報をただ届けるのではなく、誰もが理解し、行動し、社会とつながるためのコミュニケーションのあり方を考える2日間です。

MUD FAIR 2026

印刷の役割は「紙に情報を載せること」だけではない

印刷のパワーは、情報を紙に載せることだけではありません。

人と人、人と社会をつなぐ「接点=インターフェース」を設計することにあります。

MUD FAIR 2026では、色覚や言語の壁を取り払う視覚的UDを土台にしながら、さらに踏み込んで、現代社会が抱える認知・心理・行動のバリアに向き合います。

「読みにくい」 「わかりにくい」 「行動に移しづらい」 「参加しづらい」

こうした課題を、デザインとメディアの力でどう解決できるのか。

会場では、見る・触れる・学ぶ体験を通じて、MUDの新しい可能性を紹介します。

展示コーナーでは、生活・企業・行政・教育など幅広い分野でのMUD活用を紹介

会場内の展示コーナー「MUDを見る・触れる」では、MUDの基本的な考え方や、これまでのMUDコンペティションの歩みを紹介するとともに、分野別の活用事例を展示します。

主な展示テーマは以下の通りです。

生活・ウェルビーイング・観光

言語や認知の壁を感じずに旅を楽しめる案内板・地図、誤飲を防ぐパッケージデザイン、日々のタスク管理を支援するワークブックなど、生活の中で「使いやすい」「わかりやすい」を実現するMUDを紹介します。

企業広報・IR

ESG経営やCSRの観点から、情報の多様性配慮を企業活動に組み込む取り組みを紹介。採用案内やマニュアル、SR調達におけるMUD認証の活用など、企業の社会的責任としての情報設計を提案します。

行政サービス・公共情報

やさしい日本語や図解の標準化、公共サインのユニバーサル化など、行政サービスにおける「伝わる情報設計」を紹介します。東京都福祉局のガイドラインに反映された実績なども取り上げます。

エンタメ・教育

触感、香り、AR動画などを活用した多感覚学習、ゲームを通じて社会性やルールを学ぶツール、誰もが同じルールで対等に遊べるユニバーサル・エンタメなど、学びと遊びを通じたインクルーシブなコミュニケーションを提案します。

特別セミナー・親子向けワークショップも開催

MUD FAIR 2026では、MUDをより深く知り、体験できるセミナーとワークショップを開催します。

特別セミナー

新しいMUDが描く 誰一人取り残さない未来 日時:2026年7月24日(金)11:00〜12:30 講師: 浦久保康裕氏 NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会 理事長

小林一博氏 株式会社キッズプロジェクト 代表取締役

理事長・浦久保氏が提唱するMUDの新概念と、小林氏が説くエンターテインメントを活用した行動の誘い方をもとに、理解をどのように実践へつなげるのかを考えます。

親子向けワークショップ

カタチだけで伝えてみよう! 〜ユニバーサルな標識デザインワークショップ〜 日時:2026年7月25日(土)11:00〜12:30 講師: 德間貴志氏 株式会社ボウルグラフィックス

街角で見かける交通標識のように、言葉がわからなくても伝わるデザインを体験するワークショップです。MUD FAIRオリジナルキットを使って、誰にでも伝わる標識づくりに挑戦します。完成した作品は持ち帰ることができます。

MUD FAIR 2026 ワークショップ

同時開催「ペーパーサミットジャパン」では紙の価値を考えるトークセッションも

本フェアは、「ペーパーサミットジャパン」と同時開催されます。

会場では、紙や印刷の価値を改めて考えるトークセッションも行われます。

エビデンスが示す紙の本当の価値

〜デジタルメディアとフィジカルメディアの比較〜 日時:2026年7月24日(金)15:00〜16:30 登壇:柴田博仁氏 群馬大学大学院 教授

インターネットが、それ何ですか?の時代の話から今。

日時:2026年7月25日(土)13:00〜14:30 登壇:北川一成氏 グラフ株式会社 代表取締役

知ってるようで知らない!? 魅惑の紙の世界

日時:2026年7月25日(土)15:00〜16:30 登壇:津田淳子氏 『デザインのひきだし』編集長

デジタル化が進む時代だからこそ、紙が持つ読みやすさ、手触り、記憶への残り方、人の心に届くメディアとしての可能性を多角的に考えます。

開催概要

名称:MUD FAIR 2026 テーマ:認知のバリアフリーから、社会参加のバリアフリーへ 開催日:2026年7月24日(金)・25日(土) 時間: 7月24日(金)10:00〜18:00 7月25日(土)10:00〜17:00 会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館 入場料:無料

主催: 全日本印刷工業組合連合会 東京都印刷工業組合 NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会 日本洋紙板紙卸商業組合

後援: 経済産業省 環境省 東京都 一般財団法人日本印刷産業連合会

協力: 日本製紙連合会

問い合わせ先: 全日本印刷工業組合連合会 TEL:03-3552-4571 担当:小池

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FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:イベント
  • 関連組織:NPO法人メディア・ユニバーサル・デザイン協会 / 株式会社キッズプロジェクト / 株式会社ボウルグラフィックス