2026年8月20日 市立釧路総合病院
市立釧路総合病院(北海道釧路市)はこのたび、国際骨粗鬆症財団(International Osteoporosis Foundation:IOF)が推進する世界的な再骨折予防プログラム「Capture the Fracture®」において、最高評価の一つである「金賞(Gold)」に認定されました。
今回の認定は、北海道の医療機関として2例目、道東地域では初めてとなります。
「Capture the Fracture®」とは
主要指標 — KEY FIGURES
「Capture the Fracture®」は、骨粗鬆症による骨折を経験した患者さんに対し、再び骨折することを防ぐ「二次骨折予防」の取り組みを世界的に推進するプログラムです。
認定制度では、骨折後の患者さんに対する評価・治療をはじめ、二次骨折を防ぐための追跡調査や予防活動の仕組みなど、13項目について国際的な基準に基づいて評価され、「金(Gold)」「銀(Silver)」「銅(Bronze)」のレベルで認定されます。
2019年から多職種で骨粗鬆症対策に取り組む
市立釧路総合病院では、2019年に骨粗鬆症リエゾンチームを発足させ、医師、看護師、薬剤師、リハビリテーション職種など、多職種が連携しながら骨粗鬆症の治療や再骨折予防、啓発活動に取り組んできました。
骨粗鬆症は、骨が弱くなることで、転倒などの軽微な外力でも骨折しやすくなる疾患です。特に高齢者では、骨折をきっかけとして身体機能が低下し、生活の質(QOL)の低下や要介護状態につながる可能性があります。
当院では、骨密度検査や血液検査による骨の状態の評価に加え、栄養・運動指導、薬物療法などを行い、骨粗鬆症の予防・治療に取り組んでいます。また、骨粗鬆症に伴う大腿骨近位部骨折や脊椎圧迫骨折などの脆弱性骨折にも対応しています。
今回の金賞認定を地域の骨折予防につなげる
今回の金賞認定は、これまで当院が継続して取り組んできた骨折後の患者さんへの二次骨折予防と、多職種によるチーム医療が国際的な基準に基づいて評価されたものです。
市立釧路総合病院は、今回の認定を一つの節目とし、今後も骨粗鬆症リエゾンチームを中心に、地域の医療機関や関係職種とも連携しながら、骨粗鬆症の早期発見・治療、再骨折予防のさらなる充実を図ってまいります。
「一度骨折したら、次の骨折を防ぐ」
この考え方を大切にし、釧路・根室地域の皆さまが、骨折後も住み慣れた地域で自分らしい生活を続けられるよう、専門性の高い質の高い医療の提供に努めてまいります。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:認定
- 関連組織:Capture the Fracture®