対面診療とオンライン診療を提供するクリニックフォアグループ(以下、クリニックフォア)は、気象庁が新たに「酷暑日(最高気温40℃以上の日)」を定めてから初めて迎える2026年夏を前に、酷暑シーズンに増える「生活密着の不調」と受診のポイントをまとめました。
猛暑・酷暑で気をつけるべき疾患は、湿疹・汗疹などの皮膚トラブル、汗・体温上昇・運動が誘因となるコリン性じんましん/汗じんましん、酷暑による疲労蓄積や強い紫外線を浴びることなどで免疫が低下し再活性化する夏の帯状疱疹などがあります。クリニックフォアでは、これらの症状に対する対策と、酷暑シーズンに見落とされがちな不調を「酷暑シーズンの3大不調」としてまとめました。
【背景】2026年は気象庁採用「酷暑日」元年──全国的に気温平年比高め、暑さの到来も早い予測
気象庁の暖候期予報(2026年2月24日発表)によると、2026年6〜8月の気温は全国的に平年より高い予想で、各地で猛暑となるおそれがあります。ウェザーニュースの解説*1 では、太平洋高気圧の張り出しが早く、梅雨入り・梅雨明けが平年より早めとなり、暑さの到来も早く、地球大気全体の温度上昇により記録的な猛暑となる可能性が示されています。
「酷暑日」は、3年連続で夏に顕著な高温が続いたことを踏まえ、気象庁が2026年4月17日に予報用語として正式に採用した名称です(13候補・約47.8万票のうち約20.2万票で最多)。2025年には国内観測史上最高となる41.8℃(群馬県伊勢崎市)が記録され、40℃以上は延べ30地点で観測(過去最多)。2026年も前述のように顕著な猛暑となる可能性があり、「酷暑日」に該当する日が発生することも想定して、生活面での備えと早めの受診行動がより重要になります。
*1 ウェザーニュース「2026年夏【暖候期予報】 全国的に気温が高め 今年の夏も猛暑に注意」(2026年2月24日) https://weathernews.jp/news/202602/240116/
2026年夏の猛暑予測|気象データまとめ
- 気象庁 暖候期予報(2026年2月24日発表)*2:2026年6〜8月の気温は全国的に平年より高い予想。太平洋高気圧の本州付近への張り出しが強まりやすく、各地で猛暑となるおそれ。降水量は全国的に平年並みだが、6〜7月の梅雨期は九州〜東北で多雨傾向(40%)。 - ウェザーニュース 2026年夏【暖候期予報】(2026年2月24日)*1:太平洋高気圧の張り出しが早く、梅雨入り・梅雨明けが平年より早めとなり、暑さの到来も早い見込み。地球大気全体の温度上昇により、記録的な猛暑となる可能性。GW前から30℃以上の真夏日を観測する地域も。 - 気象庁「酷暑日」用語決定(2026年4月17日報道発表)*3:最高気温40℃以上の日の名称を「酷暑日(こくしょび)」に決定。アンケート約47.8万票のうち約20.2万票(最多)で採用。2025年は国内観測史上最高の41.8℃(群馬県伊勢崎市)を含む延べ30地点で40℃超を記録、過去最多。
*2 気象庁 季節予報(暖候期予報を含む) https://www.jma.go.jp/bosai/season/ *3 気象庁「最高気温が40℃以上の日の名称を『酷暑日』に決定」(2026年4月17日報道発表) https://www.jma.go.jp/jma/press/2604/17a/40degree_name.html
【徹底解説】2026年の猛暑・酷暑で気をつけたい3大不調──湿疹/夏のじんましん/夏の帯状疱疹
「いつもの夏バテ」「そのうち治る」と思って放置しているサインの中には、早めに医療機関に相談することで悪化を防げることが期待できるものがあります。クリニックフォアでは、酷暑シーズンに見落とされがちな不調を「酷暑シーズンの3大不調」として、 ①大人の湿疹・汗疹(猛暑湿疹) ②夏のじんましん(コリン性じんましん/汗じんましん) ③夏の帯状疱疹 の3つにまとめました。
①と②はいずれも皮膚に出るサインですが、機序が異なります(①は汗や摩擦・紫外線による皮膚バリアの乱れ、②は汗・体温上昇・運動などが引き金となるアレルギー反応)。また③帯状疱疹は、2025年4月から65歳以上を対象にワクチンが定期接種化されました(経過措置あり)。50歳以上の方では任意接種としてワクチン接種が可能です。2026年夏に向けて帯状疱疹の発症リスクへの関心が高まっています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
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