【概要】

2026年11月29日(日)、セルリアンタワー能楽堂にて、「第24回吉左右会」を開催いたし

主要指標 — KEY FIGURES

16年
16年の修行

ます。本公演では、主催者である大藏教義と同流である茂山千五郎家との共演。さらに修

業を重ねる内弟子が、大曲「那須」に初めて挑みます。

狂言は、長い年月をかけて先人から受け継がれてきました。一方で、その伝統を未来へつ

ないでいくためには、次の世代を担う演者が実際に舞台に立ち、技と精神を受け継いでい

くことが欠かせません。今回の公演では2つの狂言の家による共演と、内弟子の「那須」

の初演を通して、古典を守りながら次世代へ受け渡していく狂言の現在をお届けします。

モチーフは、波と矢。そして小猿。

【見どころ】

1,大蔵家と茂山千五郎家、2つの狂言の家が共演

同流でありながら芸風が異なる2つの家が共鳴し1つの舞台を作り、狂言が持つ幅広い魅

力をお楽しみいただけます。

2,内弟子が大曲「那須」に初挑戦

大藏教義の内弟子である上田圭輔が16年の修行を経て、高い技量と表現力が求められる大

曲「那須」に挑みます。これまで積み重ねてきたものを、舞台上でどのように表現するの

かが見どころです。

3,「受け継ぐ」ということ

伝統とは単に過去のものをそのまま保存することではありません。師から弟子へ、親

から子へ、人から人へ芸を伝え、現代の価値観や感性を持った演者が舞台に立つこと

で古典は現在にも生き続けます。この公演を通じて狂言が現在どのように受け継が

れ、未来へ向かおうとしているのかを舞台から感じていただけます。

「靭猿」の場面。※過去の公演写真です。撮影/国東薫

【フォーカス】

「那須」披キ について

「那須」は、『平家物語』の扇の的の場面を、演者が一人語りで魅せる大曲。失敗すれば

自害の覚悟で挑む那須与一の極限状態の緊張感と、鮮やかに射抜いた瞬間の爽快感を、

複数の人物を巧みに演じ分けながらドラマチックに語ります。上田圭輔にとって今回が

初演となります。

大曲と言われるものは、宗家から免状を取得しなくてはなりません。免状取得後に初演

することを「披キ」と言い、これまで体得した技芸を披露することを指します。

上田圭輔は、二松学舎大学在学中に狂言クラブに入部し、当時指導者であった2世大藏吉

次郎との出会いで、卒業後入門。吉次郎イズムを継承すべく日々稽古に励んでいます。

「那須」 ※過去の公演写真です。 撮影/吉越研

【主催者からひとこと】

今回の公演では、大藏家と茂山千五郎家という2つの狂言の家が共演します。そして、

内弟子が「那須」という大きな演目に初めて挑みます。家の子でない弟子が師匠から学

び、稽古を重ね、実際に舞台に立っていく。その姿そのものが、「伝統」そのものだと思

います。

古典芸能というと、難しく遠いものと感じられる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし狂言が描いているのは、過去ではなく今を生きる私たちに通じる人間の姿そのま

まであり、時代を超えて共感できることが伝統芸能の魅力だと感じます。

今回の舞台を通して、狂言の面白さとともに、長い歴史を持つ芸能が今も人から人へ受

け継がれていることを感じていただければ幸いです。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。

【公演の詳細】

公演名  「第24回大蔵流狂言吉左右会(きっそうかい)」

日 時   2026年11月29日(日)

時 間   開場/午後1:15  開演/午後2:00

会 場   セルリアンタワー能楽堂

出 演   大藏教義・大藏彌太郎・大藏基誠・上田圭輔・茂山逸平・茂山慶和 ほか

演 目   「棒縛」「那須」「鬼の継子」「靭猿(替装束)」

料 金   A席指定(正面席)    7,000円

B席自由(脇・中正面)  5,000円

主 催   合同会社大蔵流吉次郎狂言会

チケット  e+(イープラス)

https://eplus.jp/sf/detail/4596820001-P0030001P021001?P1=1221

問い合わせ 合同会社大蔵流吉次郎狂言会

kichijirou.kyougenkai@gmail.com

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:公演