プレスリリース本文
旭化成セラピューティクス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:岡島 大介、以下「当社」)は、株式会社Medii(本社:東京都新宿区、代表取締役医師:山田 裕揮、以下「Medii」)と協業し、播種性血管内凝固症候群(Disseminated Intravascular Coagulation:以下「DIC」)の早期診断および最適な治療を目指す取り組みを6月1日より開始します。
本取り組みにおいて、両者はMediiが運営する医師向け専門医相談サービス「Medii Eコンサル」内に、DICに精通した専門医チームによる症例相談窓口を開設します。これにより、診断や治療方針の判断に悩む症例について、主治医がオンラインで専門医に相談できる環境を提供します。また、過去の症例を基にした診療事例や、診断・治療判断のポイントに関するコンテンツを配信し、情報提供を行います。
本取り組みを通じて、全国の主治医が専門医の知見に迅速にアクセスできる環境を医療現場に広く提供し、DICの早期診断および適切な治療選択を支援することで、診療の質向上と治療の最適化に貢献します。
### 取組みの背景
播種性血管内凝固症候群(DIC)は、血液を固める働きと溶かす働きのバランスが崩れることにより、多臓器不全や大量出血に至る可能性のある、生命を脅かす病態です。感染症、がん、外傷、産科的異常などを背景に発症し、患者さんごとに原因や経過が大きく異なります。そのため治療方針は一様ではなく、刻々と変化する病状に応じた対応が求められる、判断の難しい領域の一つとされています。
こうしたDIC診療の難しさを踏まえ、DIC領域における疾患啓発に取り組んできた当社と、医師同士の知見共有を支援するMediiとの協業が実現しました。
今回、主治医がオンラインで専門医と多角的に検討できる環境を整えることで、地域や医療体制の違いにかかわらず、DIC診療における意思決定の支援が可能となりました。さらに、臨床現場での知見がリアルタイムに共有・蓄積されることで、今後のDIC診療の発展に寄与することを目指しています。
### DIC症例相談窓口について
* URL:https://x.medii.jp/8c4eab * 注意点:Medii Eコンサルは医師間の情報共有を目的としており、診断・治療の有効性や安全性を保証する医療機器ではありません。本サービスは医師専用で利用には会員登録が必要であり、全て無料です。
### DIC専門医チーム(2026年5月20日時点)
* 関 義信 医師(新潟大学医歯学総合病院 血液内科 特任教授/新潟県立がんセンター新潟病院 血液内科 臨床部長) * 和田 英夫 医師(三重県立総合医療センター 中央検査部副部長 兼 研究センター副センター長/三重大学医学部分子病態学講座 客員教授) * 今後、救急科や産婦人科など、複数領域の専門医が参画予定です。
### 相談窓口の中立性・独立性について
Medii Eコンサルは、主治医と専門医をつなぐ医師間コミュニケーション基盤としてMediiが開発・運営しています。相談に対する回答は専門医の独立した医学的見地に基づくものであり、Mediiや当社を含む取引先の意向で左右されることはなく、特定の治療法などが不適切に推奨されることはありません。
### 株式会社Mediiについて
Mediiは「誰も取り残さない医療を」というミッションの下、希少疾患やがんなど高度な専門性が求められる領域で医療課題解決に取り組んでいます。「Medii Q(AI診療支援)」や「Medii Eコンサル」を通じ、主治医・専門医・製薬企業・患者それぞれに価値をもたらす医療インフラを構築しています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:提携
- 関連組織:旭化成セラピューティクス株式会社
- 製品・サービス:Medii Eコンサル