クラウドコスト削減サービス「CloudCut(クラウドカット)」の提供を行う株式会社LEI,inc.(本社:東京都渋谷区)は、AWS Summit Japan 2026(2026年6月25〜26日、幕張メッセ)の開幕を前に、AIエージェント普及がもたらすAWSクラウドコスト急増の実態に関する調査を実施しました。

国内外の公開調査データを収集・整理した結果、クラウド支出の29%が無駄になっているという実態(出典:Flexera「2026 State of the Cloud Report」)、84%の組織がクラウド支出管理を「最大の課題」と位置づけていること、そして8割以上の企業がAWS公式のコスト最適化推奨を受け損ねていることが明らかになりました。

今年のSummitの主役テーマは「AIエージェント」ですが、それは同時にAWSコストが最も増加するフェーズの入口でもあります。

現状・問題提起 グローバル753社を対象とした調査によると、2026年のクラウド支出に占める無駄の割合は29%に達し、5年ぶりに悪化しました。背景にはAIワークロードの急増があり、生成AIを広範に利用している企業は45%まで拡大しています。AWSの公式データでも、組織全体に平均20ポイントの最適化余地があることが示されています。

背景:AIエージェントが加速させるクラウドコスト課題 AIエージェントはその設計上、コストが増加しやすい構造を持っています。AWS Bedrockを利用したシステムの月額コストは、シンプルなAPI呼び出し型で月45〜80万円に対し、複雑な業務自動化を担うエージェント型では月130〜180万円にのぼります。これはタスクをサブタスクに分解して逐次実行するため、トークン消費量が大幅に増加するためです。

さらに、PDF全文保存によるトークン急増、タイムアウトによる重複リクエスト、高精度モデルの固定利用などがコスト急増を引き起こしています。Savings Plansを利用している企業のうち、ライトサイジングを能動的に実施しているのは47.1%のみという現実があります。

日本企業特有の課題 AWS Summit Japan 2026ではAIエージェントの実装事例が中心を占めます。これは国内企業が本格活用に動き出すフェーズを意味しますが、同時にコスト超過のリスクに直面する入口でもあります。「AI導入後に請求額が急増した」という事態を避けるための対策が急務です。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:Flexera / Amazon Web Services (AWS) / サーバーワークス
  • 製品・サービス:CloudCut (クラウドカット) / Amazon Bedrock