共同研究の成果と概要 株式会社ザ・ファージは、株式会社明治および国立大学法人千葉大学との共同研究において、ヨーグルトの継続摂取が血糖変動(血糖動態)に与える影響を、持続血糖モニタリング(CGM)を用いて大規模に解析しました。 非糖尿病の日本人成人303名を対象に、Lactobacillus delbrueckii subsp. bulgaricus 2038株とStreptococcus thermophilus 1131株で発酵させたヨーグルト(毎朝200g)を84日間継続摂取する単群(プラセボ対照なし)介入研究を実施しました。

主な研究結果 1. 血糖指標の改善:継続摂取後に、平均血糖値、血糖の振れ幅、血糖変動のなめらかさの3つの血糖指標がいずれも有意に改善しました。 2. 腸内細菌叢の関連:酪酸産生菌などの代謝に関わる腸内細菌が増加しました。また、摂取前に酪酸産生菌が多い参加者ほど改善効果が大きいことが示されました。一方で、一般的な血液検査値や遺伝的指標は個人差と関連していませんでした。 3. 個人差の可視化:同じ食品を摂取しても血糖値への影響は個人差があり、その差を摂取前の腸内細菌叢から読み解ける可能性を大規模データで初めて示唆しました。

今後の展開と社会的意義 本研究成果は、2026年5月19日に国際学術誌「The Journal of Nutrition」にオンライン掲載され、同年5月22日の第69回日本糖尿病学会年次学術集会でも発表されました。ザ・ファージは、血糖という身近なデータを起点に、予防医療の普及と個別化ヘルスケア基盤の社会実装に向けて、食品・製薬企業や研究機関との連携を強化していきます。

FACT BOX ・ 要点整理

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