書影『エビデンスでひも解く ストレッチングのすすめかた』
株式会社医学書院 (所在地:東京都文京区、代表取締役社長:金原 俊)は、ストレッチング研究の第一人者である中村雅俊氏(西九州大学リハビリテーション学部リハビリテーション学科理学療法学専攻・教授)らを編者に迎え、最新のエビデンスをQ&A形式でわかりやすく解説した書籍『エビデンスでひも解く ストレッチングのすすめかた』(編集:中村雅俊、三木貴弘)を2026年7月20日に刊行しました。
「なんとなく伸ばす」に、たしかな根拠を。
”理学療法士を目指していた学生時代,臨床実習でストレッチングを実施しようとしたとき,私はある壁にぶつかった.
「どのくらいの強さで伸ばせばよいのか」
「何秒間,何セット行うのが効果的なのか」
「この方法で本当に目的の筋が伸びているのか」
——当たり前のように行われていた手技であったにもかかわらず,その根拠を問われると何も答えられなかった.そのときに抱いた悔しさと「なぜなのか」という問いが,私がストレッチングの研究を続けてきた原点である.
本書はその疑問への,現時点での「最善の答え」をまとめたものだと考えている.”
(本書「序」より一部抜粋/編集代表 中村雅俊)
ストレッチングの「経験則」を「確かな科学」へと変え、現場での説得力を高める
ストレッチングはリハビリ領域やスポーツ現場で広く用いられる一方、その処方の根拠まで十分理解されないまま実践されることも少なくありません。
本書『エビデンスでひも解く ストレッチングのすすめかた』では、ストレッチング研究の第一人者である中村雅俊氏らを編者に迎え、最新のエビデンスをQ&A形式でわかりやすく解説します。
さらに、関節の運動方向を基準に整理した実践的なストレッチング手技を豊富な写真とともに紹介しています。
「なぜ処方するのか」を理解し、明日の臨床や指導に生かせる一冊です。
理学療法士、作業療法士などの医療者はもちろん、柔道整復師、スポーツトレーナー、ストレッチング愛好者にも参考にしていただけます。
本書の目次
エビデンス編 Q1 ストレッチングの種類について教えてください Q2 関節の柔軟性を増加させるためのスタティックストレッチングのエビデンスを教えてください Q3 そもそも身体の「柔軟性」とは何でしょうか? 関節の柔軟性=筋の柔軟性の評価なのでしょうか? Q4 スタティックストレッチングで即時効果を得るには,どのくらいの時間実施すればよいでしょうか? Q5 スタティックストレッチングを一定期間行うことにより,どのような効果が期待できますか? Q6 スタティックストレッチングはウォーミングアップのルーティンから排除するべきですか? Q7 定期的なスタティックストレッチング介入を行うと,筋力低下や筋萎縮が生じますか? Q8 ストレッチングはどのくらいの強さで行うのがよいでしょうか? Q9 スタティックストレッチングは障害予防に有効ですか? Q10 ダイナミックストレッチングとバリスティックストレッチングにはどんな効果がありますか?
実践編 上肢の筋肉へのストレッチング 1 肩関節屈曲筋群 2 肩関節外旋筋群 3 肩関節内旋筋群 4 肩関節外転筋群 5 肩関節内転筋群 6 肘関節屈曲筋群 7 肘関節伸展筋群 8 手関節屈曲筋群 9 手関節背屈筋群
頸部・体幹の筋肉へのストレッチング 1 頸部屈曲筋群 2 肩甲骨挙上筋群 3 頸部回旋筋群 4 頸部側屈筋群 5 体幹屈曲筋群 6 体幹伸展筋群 7 体幹側屈・回旋筋群
下肢の筋肉へのストレッチング 1 股関節屈曲筋群 2 股関節伸展筋群 3 股関節外旋筋群 4 股関節内旋筋群 5 股関節外転筋群 6 股関節内転筋群 7 膝関節屈曲筋群 8 大腿四頭筋 9 足関節底屈筋群 10 足関節背屈筋群 11 足関節その他の筋肉
[エビデンス小話] ストレッチングの方法は解剖学的な肢位での作用とは異なることがある 研究分野で用いられる用語──弾性率(剛性率) 研究分野で用いられる用語──stress-relaxationとストレッチング効果 Constant-angle vs constant-torque stretching 男性よりも女性のほうが柔軟性は高いのは本当?──ストレッチングの効果は性別によって違う 加齢に伴う筋の柔軟性の変化とストレッチング効果 研究分野で用いられる用語──torque-angle curve, stiffness, stretch tolerance ストレッチングにより関節拘縮を改善することができるのか? ストレッチングが筋血流に及ぼす効果 ストレッチングが血管(動脈スティフネス)に及ぼす効果 トレーニング前,トレーニング中のスタティックストレッチングで疲労は予防できるのか 運動後にストレッチングを実施することで筋肉痛を予防できる? できない? レジスタンストレーニング前およびセットの間にストレッチングを実施することはよいのか
書誌情報
書名
エビデンスでひも解く ストレッチングのすすめかた
編集
中村 雅俊(西九州大学リハビリテーション学部リハビリテーション学科理学療法学専攻・教授)/三木 貴弘(株式会社PREVENT Insight Lab・部長)
発行月
2026年7月
判型
B5
頁数
192
定価
4,950円 (本体4,500円+税)
ISBN
978-4-260-06009-7
発行元
医学書院
詳細・本文サンプル
https://www.igaku-shoin.co.jp/book/detail/114677
本件に関するお問い合わせ先
弊社ウェブサイトのお問合わせフォームをご利用ください
https://www.igaku-shoin.co.jp/inquiry/books
株式会社医学書院について
1944年の創業以来、「専門書出版社としての役割と責任を自覚し、医学・医療の進歩に必要な専門情報を的確に伝え、医学・医療の発展と社会の福祉に貢献すること」を使命として、常に最新の医学・医療情報を提供しています。 治療年鑑『今日の治療指針』、看護学生向け教科書シリーズ『系統看護学講座』など幅広い領域の専門書籍・雑誌を出版しており、毎年百数十点におよぶ書籍を刊行しています。近年では、Web配信サービス、電子書籍、電子雑誌、セミナー、オウンドメディアなど様々な形でのコンテンツ作成に取り組み、多くの医療専門職、学生の方々からご支持をいただいております。
会社概要
会社名 株式会社 医学書院 創立 1944年
代表者 代表取締役社長 金原 俊
所在地 東京都文京区本郷1-28-23 事業内容 医学・看護および関連領域の専門書籍・雑誌・電子媒体の出版
URL https://www.igaku-shoin.co.jp/
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:書籍刊行