川六グループ、ビジネスホテル初のDX優良事例選定
西日本でビジネスホテルチェーンを展開する株式会社川六(本社:香川県高松市、代表取締役:宝田圭一)は、2026年5月20日、経済産業省が主催する「DXセレクション2026」最終選考会において、ビジネスホテルグループとして初めて優良事例に選定されました。
### DXによる「川六モデル」の構築
「DXセレクション」は、DXに先駆的に取り組み、ビジネスモデルの変革や生産性向上において顕著な成果を上げている中堅・中小企業等の優良事例を発掘・選定し、広く発信することを目的とした経済産業省の事業です。当社は、「優しさとテクノロジーで地方都市ホテルの新しいスタンダードを創る」というビジョンのもと、全社を挙げて経営・組織・人材を一体としたDXを推進してまいりました。
既存店を「DX実証フィールド」と定義し、経理業務自動化や生成AI(RAG)活用等の高生産性ノウハウを「川六モデル」としてパッケージ化。これを経営不振の地方都市ホテルへ即時実装することで、わずか3ヶ月で黒字化する「高速事業再生」を実現し、労働人口減少下の地方経済に新たな持続可能モデルを構築しています。
### 業務自動化とAXの推進
川六の生産性向上を支えるのは、経理業務の徹底した自動化です。通帳入出金、小口現金、日次売上、月次売上、法人カード管理、給与管理、未払い費用計上、請求書管理などを一元化することで、転記や入力を不要にしました。その結果、売上30億円規模でありながら、経理担当はパート社員1名、かつ週3日・完全在宅勤務という体制を確立しました。
さらに、2023年からはDXに加え、「AX(AIトランスフォーメーション)」に取り組んでいます。その柱が、自社データを検索・参照する生成AI「KAWARAG(川六のRAG)」です。過去のトラブル対応やノウハウを学習させた「支配人AI」は、24時間365日の緊急対応から支配人を解放し、スタッフの心理的安全性を向上させています。
### 再生事業への展開
川六は、1877年の創業以来、高松の老舗旅館として歴史を刻んできました。2002年のビジネスホテルへの業態変更以降、再生事業を本格化させており、グループ総客室は1,265室に達します。楽天トラベルアワードを2012年から14年連続受賞するなど、高い評価を得ています。今回の選定を弾みに、中四国・九州を中心に、さらなる事業拡大を目指します。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:イベント
- 製品・サービス:川六モデル / KAWARAG