株式会社志事人(本社:東京都中央区銀座、代表取締役:鶴原利彦)が運営する訪問サービス専門アカデミー「ハウプロ」は、エアコン・洗濯機の修理技術を未経験から最短2日間で習得できる「家電修理 実践研修」を、東京・大阪・福岡・名古屋・札幌の全国5拠点で開始いたします。
世界の家電修理・メンテナンス市場はCAGR(年平均成長率)約10%で拡大を続け、国内でもエアコンの年間出荷台数が1,000万台を突破するなど、修理サービスの潜在需要は過去に例のない規模に達しています。
しかし、この需要に応える技術者は高齢化が進み、かつてメーカーが運営していた修理学校もほぼ姿を消しました。
ハウプロは、実機を使った実践カリキュラムに加え、案件紹介・部品仕入れルート・集客支援まで一貫してサポートする研修プログラムにより、エアコンと洗濯機の「二刀流」で年収1,000万円を目指せる技術者を全国で育成してまいります。
CAGR約10%の成長市場に、担い手がいない——家電修理業界の構造的課題
家電修理・メンテナンス市場は、買い替え一択ではなく「修理して使い続ける」ニーズの高まりを背景に、成長が見込まれています。360iResearchの市場調査では、世界の家電修理&保守市場は2025年の8億8,754万米ドルから、2032年には16億4,543万米ドルへ拡大し、
2026年から2032年にかけてCAGR9.21%で成長すると予測されています。
(出典:360iResearch
https://www.360iresearch.com/library/intelligence/home-appliance-repair-maintenance-service )
国内に目を向けても、需要拡大を裏付けるデータがあります。一般社団法人日本電機工業会(JEMA)のニュースリリースによれば、2025年度のルームエアコン国内出荷台数は10,029千台(1,002.9万台、前年度比106.5%)。
夏の記録的猛暑や自治体補助金の効果もあり、2020年度以来2度目の年度計1,000万台突破となりました。(出典:JEMA「民生用電気機器 2026年3月度ならびに2025年度国内出荷実績」
https://www.jema-net.or.jp/stat/evefa20000004jb4-att/2603ds-comment.pdf )
さらに、内閣府「消費動向調査」(令和7年3月実施調査)によると、ルームエアコンを買い替えた世帯の平均使用年数は14.2年で、買い替え理由は「故障」が72.1%と最多です。出荷された膨大な台数のエアコンが、10年以上経過したタイミングで「修理か、買い替えか」の判断を迫られることになります。(出典:内閣府 消費動向調査 令和7年3月実施調査
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/shouhi/honbun202503.pdf )
物価上昇も、修理需要を後押しする要因です。総務省統計局の消費者物価指数では、2025年平均の総合指数が2020年を100として111.9、前年比3.2%上昇となりました。
新品購入よりも修理費用が抑えられるケースでは、「修理して使い続ける」選択が、消費者にとってより現実的になっています。(出典:総務省統計局 消費者物価指数 2025年平均
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/nen/index-z.html )
しかし、この伸びる市場を支える技術者の供給は追いついていません。
ベテランの引退、育成コスト、学べる場の不足——修理業界に迫る3つの危機
修理技術者の不足は、家電修理業界だけの問題ではありません。
経済産業省「2024年版ものづくり白書」では、製造業における34歳以下の就業者数が
2002年の384万人から2023年の259万人へ減少している一方、65歳以上の就業者数は2002年の58万人から2023年の88万人へ増加していることが示されています。
(出典:経済産業省「2024年版ものづくり白書」https://www.meti.go.jp/report/whitepaper/mono/2024/pdf/honbun_1_2_1.pdf )
この高齢化と若年層減少の流れは、家電修理の現場にも重なります。エアコンのインバーター制御、洗濯機のヒートポンプ構造、基板診断、冷媒処理、メーカーごとの仕様差異など、
現代の家電修理に求められるスキルは年々複合化しています。
独学で習得するには難易度が高く、体系的に実機で学べる場も限られます。
需要は伸びているのに、技術者が減り、育成には時間がかかり、学ぶ場所も
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新サービス
- 関連組織:360iResearch
- 製品・サービス:ハウプロ