千葉大学Biohealth open Innovation Hub外観(施設内の一室にCULTAの新研究開発拠点を開設)

アグリテック・スタートアップの株式会社CULTA(本社:東京都小金井市、代表取締役CEO:野秋収平、以下「CULTA」)は、千葉県柏市柏の葉地区および茨城県つくば市内に、新たな研究開発拠点を開設することを決定しました。 各施設は2026年9月より順次稼働を開始し、気候変動時代に適応する農作物の品種開発に加え、新品種の最適な栽培技術の確立や、苗の安定供給に向けた体制を強化します。 また、今回の拠点開設に伴い、CULTAでは事業拡大をともに推進する新たな仲間を積極的に募集します。

主要指標 — KEY FIGURES

2
一般的に10年程度を要するイチゴの品種開発期間を2年に短縮
2026
各施設は2026年9月より順次稼働を開始
2025
2025年には自社開発第1号品種「CULTA-T3L(SAKURA DROPS)」の実用化に成功

背景

近年、気候変動による異常気象の増加や世界情勢の不安定化を背景に、農業を取り巻く環境は大きく変化しています。高温や干ばつによる収量・品質の低下に加え、生産基盤の弱体化も進み、従来の品種や栽培体系では「今まで通りに作れない」状況が広がっています。 こうした中、持続可能な農業の実現に向けて、気候変動時代に適応する新品種の開発と、生産現場への速やかな導入が求められています。 CULTAではこれまで、AIや人工環境を用いた独自の高速育種技術を用いて、一般的に10年程度を要するイチゴの品種開発期間を2年に短縮し、耐暑性や輸送性に優れた新品種の開発と実用化を進めてきました。 また、2026年4月にはCULTAが開発した新品種に適した栽培条件の解明を目的として、千葉大学との共同研究を開始しました。その研究拠点として、2026年秋より同大学柏の葉キャンパス内に新たな施設を設置する予定です。 今回の拠点開設では、人工光型植物工場、太陽光型植物工場、ラボなど、CULTA独自の研究開発機能を新設・集約します。さらに、茨城県つくば市内には、新品種の栽培技術を確立するための研究施設や、苗の評価および増殖を行う育苗棟も設置します。 柏の葉とつくばの各施設を有機的に連携させることで、品種開発から栽培技術の確立、苗の安定供給までを一気通貫で推進し、新品種の社会実装をさらに加速してまいります。

研究拠点概要

【Kashiwa Innovation Hub(柏の葉イノベーションハブ)】

所在地

千葉県柏市柏の葉6丁目2−1千葉大学柏の葉キャンパス 千葉大学Biohealth open Innovation Hub内

施設

太陽光型植物工場

千葉大学との共同研究として、イチゴ新品種の生態的特性、環境適応性、収量性および果実品質の評価の実施

人工光型植物工場

温度・光・湿度などを高度に制御した人工環境を活用し「世代促進技術」によって育種プロセスを高速化

ラボ

遺伝子型・表現型データを統合解析し、ゲノミックセレクションの高度化と交配後代予測を実現するAIモデルを開発

【Tsukuba Research Station(つくばリサーチステーション)】

所在地

茨城県つくば市内

施設

栽培技術研究ハウス

品種候補や新品種について、生産現場での普及を見据えた栽培方法を検証し、品種ごとの栽培技術を確立

育苗棟

新品種の苗の増殖を行い、パートナー生産者への安定供給体制を構築

各施設は、2026年9月より順次稼働を開始する予定です。なお、本社所在地は引き続き、東京都小金井市となります。

今後の展望

今回の研究開発拠点の整備を通じて、気候変動時代に適応する新品種のさらなる創出に加え、それぞれの品種に適した栽培技術の確立、苗の安定供給体制の強化を進めてまいります。また千葉県内の生産者をはじめ、各地域の生産者との連携を深めることで、委託生産体制をさらに拡大していくことを目指します。「『未来の適地適作』で生産者と消費者を幸せにする」というミッションの実現に向けて引き続き取り組んでまいります。

採用情報

柏の葉・つくばの新拠点稼働に伴い、CULTAでは現在、R&Dチームを中心に採用を強化しています。CULTAのR&Dチームは、育種、画像解析、人工環境制御、AIといった多様な専門領域が交差する組織です。「農業×テクノロジー」で産業構造そのものを変革したい。そんな挑戦を恐れない方からのご応募をお待ちしております。

【現在の採用強化職種】

【研究開発部門】ブリーダー 【研究開発部門】生産技術・開発普及マネージャー候補担当 【研究開発部門】生産技術・開発普及研究員 【生産部門】品種普及営業・サクセスマネージャー候補

その他、採用ポジションは採用情報ページよりご覧ください。

提携生産者様募集

CULTA独自品種のイチゴの栽培にともに取り組む生産パートナー(提携生産者)様を募集しています。日本発の農作物ブランドをともに世界へ届けていきたい生産者様からのお問い合わせをお待ちしています。詳細は生産パートナー(提携生産者)募集ページよりご確認ください。

【株式会社CULTAについて】

CULTAは「『未来の適地適作』で生産者と消費者を幸せにする」をミッションに掲げ、次世代品種開発を起点に、農業の産業構造変革に挑むアグリテック・スタートアップです。 独自の品種開発プロセスにより、従来10年を要するイチゴの新品種開発を2年に短縮。2025年には自社開発第1号品種「CULTA-T3L(SAKURA DROPS)」の実用化に成功しました。栽培時の高温環境に強く、果実は高い糖度と優れた果皮の強度を持ち、長期収穫や長距離輸送にも適しています。 さらにCULTAでは提携生産者に生産を委託し、収穫物を原則全量買取のうえ、自社で販売まで担う「垂直統合モデル」を構築しています。2026年春シーズンには、日本・マレーシアで生産を拡大し、シンガポールを中心に東南アジア都市部でも販売を展開。世界で通用する「農作物ブランド」の確立を通じて、農業の変革を目指しています。

所在地:〒184-0012 東京都小金井市中町2-24-16 農工大・多摩小金井ベンチャーポート303

代表者:代表取締役CEO 野秋 収平

公式サイト:株式会社CULTA

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:拠点開設