美容クリニックコンサル事業を展開する株式会社ETANA(本社:東京都新宿区、代表取締役:中川 鉄矢)は、美容クリニックの経営層(20代〜60代の男女)を対象に「美容医療バブル崩壊下における美容クリニック経営実態に関する調査」を実施しました。この調査から、美容クリニックの経営層による市場の競争環境に対する認識や現在の経営課題、今後の持続的な経営に向けた戦略などが明らかになりました。
背景 近年、SNSの普及や美容意識の高まりを背景に急成長を遂げてきた美容医療市場ですが、足元ではクリニックの乱立による競争激化や価格競争、広告宣伝費の高騰など、急成長の反動とも言える課題が顕在化しています。華やかな成長市場というイメージとは裏腹に、収益構造の悪化や閉院・撤退リスクに直面しているクリニックも少なくありません。そこで、株式会社ETANAは、現在の競争環境や価格競争の限界について経営者がどのように捉えているかの実態を明らかにするため、本調査を実施しました。
調査サマリー - 美容クリニック経営層の約6割が、直近2〜3年の競争環境を「激化している」と認識。 - 6割弱が、価格競争は「すでに限界」または「限界に近づいている」と回答。 - 現在の最も大きな経営課題は「医療機器・薬剤の価格高騰」、次いで「人件費・採用コストの上昇」。 - 6割弱が、今後の閉院・撤退の可能性を感じている。 - 持続的経営に向けた優先戦略は、「収益構造の改善」「業務効率化・コスト削減」「集客・マーケティングの見直し」。
調査結果詳細
**競争環境の変化**: 「直近2〜3年における、美容医療市場の競争環境の変化をどう捉えているか」という問いに対し、「やや激化している」(34.1%)と「非常に激化している」(24.0%)を合わせ、58.1%が競争激化を認識していることが判明しました。
**価格競争への認識**: 「昨今の美容医療業界における価格競争をどう捉えているか」との問いには、「限界に近づいている」(35.7%)と「すでに限界に達している」(20.9%)の合計が56.6%に上り、経営者の6割弱が価格競争の持続性に懸念を抱いていることがわかりました。
**現在の経営課題**: 「現在の自院の経営における最も大きな課題は何か」という設問では、「医療機器・薬剤の価格高騰」(32.6%)が最も多く、次いで「人件費・採用コストの上昇」(20.9%)、「新規患者の獲得難易度の上昇」(16.3%)と続きました。
**事業継続への危機感**: 「今後の事業継続や閉院・撤退の可能性をどう感じるか」という質問では、「中長期的に閉院・撤退の可能性を感じている」(41.9%)と「3年以内の閉院・撤退の可能性を感じている」(15.5%)を合わせ、57.4%が閉院・撤退の可能性を視野に入れていることが明らかになりました。
**今後の経営戦略**: 「今後の持続的な経営に向けて優先して取り組むべき戦略は何か」という問いに対しては、「収益構造の改善」と「業務効率化・コスト削減」が同率1位(各34.9%)、僅差で「集客・マーケティングの見直し」(34.1%)が3位となり、経営改善への強い意志が示されました。
まとめ 今回の調査により、美容医療市場が成長の裏で深刻な課題に直面している実態が浮き彫りとなりました。多くの経営者が競争激化とコスト増に苦しみ、閉院リスクを感じています。株式会社ETANAは、本調査で明らかになった課題に対し、美容クリニック向けのコンサルティングを通じて解決策を提供していくとしています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:RCリサーチデータ
- 製品・サービス:美容クリニックコンサル事業 / 美容医療バブル崩壊下における美容クリニック経営実態に関する調査