株式会社Fixstars Amplify(代表取締役社長 CEO:松田 佳希)は、最適化問題を統一的に扱うソフトウェア開発環境「Fixstars Amplify SDK」に、量子コンピュータを用いた最適化をより強力にサポートする拡張機能「Amplify Quantum」を提供開始しました。

Fixstars Amplify SDKでは、これまで多数の量子アニーリングマシン、イジングマシンなどに対応し、組合せ最適化問題の求解を統一的な開発環境で実現してきました。

Amplify Quantumにより、IBM Quantum、Qulacs、Amazon Braketへの接続をより簡便に行えるようになり、量子コンピュータへの対応がさらに強化されます。特に、新たに対応したAmazon Braketへの接続により、利用可能なソルバーの選択肢が大きく拡大しています。

量子コンピュータを用いた最適化の研究開発を加速

量子コンピュータは、プロバイダーやデバイスごとに使用可能な量子ビット数やエラー率などの特性が異なります。そのため、実機のポテンシャルを最大限に引き出すには、多種多様な量子アルゴリズムの中から「デバイスとアルゴリズムの最適な組み合わせ」を検証することが不可欠です。

Amplify Quantumは、こうした研究開発の高度な需要に応え、以下の特徴により将来の量子コンピューティングの発展を支えるプラットフォームを提供します。

Amplify Quantum 主要機能

多様な計算リソースへのシームレスなアクセス:Amazon Braketでは複数のベンダーが提供する量子コンピュータが利用可能です。これにより、利用可能な量子コンピュータおよびシミュレータの選択肢が大幅に拡充されました。ユーザーは、SDKのクライアントクラスを入れ替えるだけで、異なる量子デバイスに対しても統一的なコードで最適化の実行と性能比較を行うことが可能です。

対応アルゴリズムの拡充:従来よりサポートしていた量子近似最適化アルゴリズム(QAOA)に加え、複数の主要な量子最適化アルゴリズムをサポートしています。これにより、各量子デバイスの特性に最適なアルゴリズムを柔軟に選択・実行できます。

株式会社Fixstars Amplifyについて

量子・AI・GPUなどの最先端技術を活用し、複雑な社会課題に挑む「最適化クラウドサービス」を提供しています。「最先端技術で、最適な答えを。社会を、もっと賢く。」というビジョンを掲げ、量子ゲートや量子アニーリングを含む多様なソルバーを統一的に扱える「Fixstars Amplify SDK」と、自社開発の高性能ソルバー「Fixstars Amplify AE/SE」を開発・提供しています。登録組織数は1,100を超え、累計実行回数は1.3億回を突破(2026年5月13日現在)しており、幅広い分野での社会実装を力強く推進しています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:IBM / QunaSys / Amazon Web Services (AWS)
  • 製品・サービス:Fixstars Amplify SDK / Amplify Quantum