小野測器グループの株式会社Sound One(本社:神奈川県横浜市、代表取締役:葛西 功)は、Webアプリ「Sound One Ver.17」をリリースしました。

今回のアップデートでは、スマートフォンアプリ「Sound One Recorder」で記録したOBD2データを、Webアプリ上で音・映像・走行軌跡などとあわせて確認できるようになりました。走行中に発生した異音や違和感を、映像だけ、音だけで確認するのではなく、エンジン回転速度やスロットル開度などの車両データと同じ時間軸で確認できるため、現象の把握や原因の切り分けをよりスムーズに行えます。

Sound Oneはこれまで、スマートフォンで収録した音・映像・GPSログをクラウドにアップロードし、Webブラウザ上で共有・解析できる環境を提供してきました。Sound One Recorder Ver.6では、Bluetooth接続のOBD2アダプターに対応し、走行中の車両データを同時に記録できるようになりました。今回のVer.17では、その記録データをWebアプリ側で活用できるようにし、「現場で記録する」から「クラウドで共有・解析する」までの流れをさらに強化しました。

走行評価や異音調査では、「音が変わった瞬間に、車両側では何が起きていたのか」を確認することが重要です。たとえば、加速時に発生するうなり音、減速時の異音、旋回時のきしみ、路面変化によるロードノイズなどは、音だけを聞いても原因の判断が難しい場合があります。Sound One Ver.17では、Sound One Recorderで記録したOBD2データを、映像・音・走行軌跡とあわせて確認できるため、現象が発生したタイミングの車両状態をより具体的に把握できます。

これにより、現場で収録したデータをもとに、自動車メーカーや部品メーカー、アフターパーツメーカーなど、モビリティ開発・評価に関わる幅広い関係者が、音・映像・走行データを同じ情報として確認しながら、NVH評価や品質確認、原因分析を進めやすくなります。従来のように、動画、音声、車両データを別々に管理し、後から手作業で突き合わせる負担を減らし、確認から共有、対策検討までの流れを効率化します。

CSV出力にも対応し、外部解析への展開もスムーズに Sound One Ver.17では、従来から提供しているCSV出力機能を拡張し、Sound One Recorderで記録したGPS、加速度などのデータに加えて、OBD2による車両情報もCSVファイルとして出力できるようになりました。

これにより、Webアプリ上で音・映像・走行データを確認した後、必要に応じてCSVファイルを社内の解析ツールや表計算ソフト、外部の評価環境へ展開しやすくなります。クラウド上での現場レビューと、より詳細な専門解析をつなぐ機能として活用できます。

また、Sound One Recorderで収録したデータから音声を抽出し、WAVファイルとしてダウンロードできる機能を追加しました。収録時に校正値が設定されている場合は、校正値を反映した絶対音圧(Pa)の32-bit float WAVファイルとして出力できるため、外部の音響解析ソフトを用いた詳細解析にも活用できます。

サイドバー化により、表示領域を拡大 今回のアップデートでは、Webアプリ全体の画面レイアウトを刷新しました。 Ver.17では、画面上部のヘッダー構成を見直し、新たにサイドバー型レイアウトを採用。横長ディスプレイやノートPCでも、画面の表示領域をこれまで以上に有効活用できるようになりました。

これにより、Driveではファイル一覧を確認しやすくなり、Editorでは波形や時系列データをより大きく表示できます。長時間の走行データを確認する場面や、複数の情報を見比べながらレビューする場面でも、より快適に作業できます。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:小野測器グループ
  • 製品・サービス:Sound One Ver.17 / Sound One Recorder