解体プラットフォーム「KAI-TECH(カイテック)」を運営する株式会社WAKERZ(所在地:東京都港区、代表取締役:鎌田 大樹)は、一戸建ての解体費用に関するアンケート調査を実施しました。

空き家問題が深刻化する中、建物の解体に対する関心も高まっています。

一方で、一戸建ての解体費用の相場が一般にどの程度認知されているかは、明らかではありません。

そこで今回、30〜70代の男女176名を対象に、一戸建ての解体費用相場に関するアンケート調査を実施しました。

解体費用に対する生活者の認識と、実際の相場との間にどのような違いがあるのか、調査結果を紹介します。

調査結果サマリー

主要指標 — KEY FIGURES

83.0%
解体相場を詳しく知らない人は83.0%
35.8%
30坪木造2階建ての解体費用を「100万〜200万円未満」だと思う人が35.8%で最多
63.6%
費用が高くなりそうだと思う条件は「建物の大きさ」63.6%
61.9%
「前面道路が狭く、重機が入りにくい」61.9%

・一戸建ての解体費用相場を詳しく知らない人は83.0%

・30坪木造2階建ての解体費用を「100万200万円未満」だと思う人が35.8%で最多

・費用が高くなりそうだと思う条件は「建物の大きさ」63.6%、「前面道路が狭く、重機が入りにくい」61.9%、「建物の構造」57.4%

・「ブロック塀・庭木・物置などの撤去が必要」55.7%、「廃材の処分費がかかる」50.0%と、建物本体以外の費用を意識する回答も多い

本情報を引用する場合は、以下を引用元としてご記載ください。

https://kaitai-tech.jp/price/

回答者の年代

回答者の年代は「30代」と「50代」がそれぞれ29.5%52件)で最も多く、「40代」が24.4%43件)で続きました。以降の結果は、この176人を母数として集計しています。

回答:件数 / 割合

30代:52件29.5%

40代:43件24.4%

50代:52件29.5%

60代:25件14.2%

70代:4件2.3%

ご自身または家族の一戸建てに関する解体への考え

「一戸建て住宅の解体について、あなたに最も近いものを選んでください。」という質問を行いました。

「実家や親族の家で、将来的に解体を検討する可能性がある」が37.5%66件)で最も多く、「具体的な予定はないが、解体費用には関心がある」が29.5%52件)で続きました。一方、「解体の予定も関心もほとんどない」は6.8%12件)でした。

回答:件数 / 割合

自分または家族の家で、解体を検討したことがある:19件10.8%

自分または家族の家で、実際に解体を依頼したことがある:27件15.3%

実家や親族の家で、将来的に解体を検討する可能性がある:66件37.5%

具体的な予定はないが、解体費用には関心がある:52件29.5%

解体の予定も関心もほとんどない:12件6.8%

解体の予定も関心もない人は6.8%に留まっており、多くの方は解体に何らかの関心があることが分かります。

30坪木造2階建ての解体費用を「100万200万円未満」だと思う人が35.8%で最多

「木造2階建て・延床30坪程度の一戸建てを解体する場合、費用はいくらくらいかかると思いますか?」という質問を行いました。

100万200万円未満」が35.8%63件)で最も多く、「200万300万円未満」が21.6%38件)、「300万円以上」が15.9%28件)で続きました。「わからない」と答えた人も14.2%25件)いました。

回答:件数 / 割合

50万円未満:4件2.3%

50万100万円未満:18件10.2%

100万200万円未満:63件35.8%

200万300万円未満:38件21.6%

300万円以上:28件15.9%

わからない:25件14.2%

一般的な相場と照らし合わせると、「100万200万円未満」という最も多い回答は、おおむね相場の範囲を捉えています。

木造2階建ては、建物本体の解体を中心にした相場で坪3万5万円前後、30坪なら約90万150万円前後がひとつの目安です。一方、仮設養生、廃材の運搬・処分、重機回送、諸経費などを含む見積総額では、坪4万7万円前後、30坪なら約120万210万円前後が目安になります。

一戸建ての解体費用相場を詳しく知らない人は83.0%

「一戸建ての解体費用の相場について、どの程度知っていると思いますか?」という質問を行いました。

「聞いたことはあるが、詳しくは知らない」27.3%48件)、「ほとんど知らない」24.4%43件)、「まったく知らない」31.2%55件)を合計すると、相場を詳しく知らない人は83.0%146件)となりました。

回答:件数 / 割合

だいたい把握している:3件1.7%

少し知っている:27件15.3%

聞いたことはあるが、詳しくは知らない:48件27.3%

ほとんど知らない:43件24.4%

まったく知らない:55件31.2%

30坪木造2階建てのおおむねの相場の範囲を捉えている方が35.8%いた一方で、「解体相場を詳しく知らない」と答えた方は8割以上に上りました。

解体費用イメージはつくが、その金額の正確性を判断する知識は持ち合わせていない方が大半だということが分かります。

費用が高くなりそうだと思う条件は「建物の大きさ」「前面道路の狭さ」「建物の構造」が上位

「一戸建ての解体費用が高くなる要因として、思い当たるものをすべて選んでください。(複数回答可)」という質問を行いました。

「建物の大きさ」が63.6%112件)で最も多く、「前面道路が狭く、重機が入りにくい」が61.9%109件)、「建物の構造」が57.4%101件)で続きました。また、「ブロック塀・庭木・物置などの撤去が必要」は55.7%98件)、「廃材の処分費がかかる」は50.0%88件)でした。

回答:件数 / 割合

建物の大きさ:112件63.6%

建物の構造:101件57.4%

前面道路が狭く、重機が入りにくい:109件61.9%

隣家との距離が近い:85件48.3%

家の中に家財や残置物が多い:69件39.2%

ブロック塀・庭木・物置などの撤去が必要:98件55.7%

アスベスト調査・除去が必要:71件40.3%

地中埋設物が見つかる:48件27.3%

廃材の処分費がかかる:88件50.0%

特に思い当たらない:0件0.0%

わからない:5件2.8%

上位の「建物の大きさ」「前面道路が狭く、重機が入りにくい」「建物の構造」は確かに大きく解体費用を左右します。

しかし、その他の選択肢についても程度によっては大きく解体費用を左右するため、実際に見積りを取る場合は留意が必要です。

総括

今回の調査では、以下の点が明らかになりました。

・一戸建ての解体費用相場を詳しく知らない人は83.0%

・30坪木造2階建ての解体費用を「100万200万円未満」だと思う人が35.8%で最多

・解体費用が高くなりそうだと思う条件は「建物の大きさ」63.6%、「前面道路が狭く、重機が入りにくい」61.9%、「建物の構造」57.4%が上位3つ

・「ブロック塀・庭木・物置などの撤去が必要」55.7%、「廃材の処分費がかかる」50.0%と、建物本体以外の費用を意識する回答も多い

30坪木造2階建ての解体費用については比較的、的を得ている方が多くいる一方、一戸建ての解体費用相場を詳しく知らない人が83.0%に上ります。

解体費用の大まかな金額を想像できても、その費用が正しいかという判断基準を知識として持ち合わせていない方が多くいることが分かります。

また、費用が高くなりそうだと思う条件について、上位回答の「建物の大きさ」「前面道路が狭く、重機が入りにくい」「建物の構造」は、多くの人が想像する通り大きく解体費用を左右します。

しかし、逆に比較的回答数が少なかった「地中埋設物が見つかる」「家の中に家財や残置物」「※アスベスト調査・除去が必要」についても程度によっては大きく費用を左右するということを覚えておいた方が良いでしょう。

※アスベスト調査は法令で義務付けられているため、ここでは「除去の程度によって大きく解体費用を左右する」という意味合いです。

調査概要

調査名:一戸建ての解体費用に関するアンケート

有効回答数:176件

調査方法:インターネット調査

調査対象:一戸建て住宅の解体費用について自身の考えで回答できる30代〜70代

調査主体:KAI-TECH(カイテック)

引用時の参照ページ

本情報を引用する場合は、以下を引用元としてご記載ください。

https://kaitai-tech.jp/price/

会社概要

株式会社WAKERZ

所在地:〒107-0061 東京都港区北青山1丁目3-1 301

設立:2020年2月

会社ホームページ:https://wakerz.jp/

解体プラットフォーム「KAI-TECH(カイテック)」:https://kaitai-tech.jp/

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:KAI-TECH(カイテック)