Optyino.ai(オプティーノエーアイ)は、AI検索時代のブランド露出を可視化・最適化するGEO/AIO/LLMOプラットフォームであり、そこに蓄積されたAI回答ログをもとに、生成AIが引用したページが同一回答に紐づくGoogle検索結果の上位10件とどの程度一致するのかを分析しました。
本調査では、「保険相談をするのに、おすすめの場所ってどこですか?」「注文住宅を検討しています。おすすめのハウスメーカー教えて」「EC物流のおすすめを教えて」など、金融・保険や住宅、物流、教育、家計管理、旅行用品まで幅広い業種の「おすすめ」系プロンプト48件を対象に、2026-07-07から2026-07-10までに取得されたAI回答186件を分析しました。
調査サマリー
生成AIが引用した973件のページを、同一回答に紐づくGoogleの検索結果ページ(Search Engine Results Page、以下SERP)における自然検索結果(広告枠を除いた通常の検索結果)の上位10件と照合したところ、完全一致したのは251件(25.8%)にとどまりました。
一方、一致した251件に絞ると平均順位は3.05位、中央値は2位で、67.3%(169件)が3位以内、79.7%(200件)が5位以内に集中していました。
つまり、AIが引用するページの74.2%は検索トップ10の外にある一方、検索トップ10に入っている場合はその中でもさらに上位のページが選ばれやすい傾向がありました。
日別に見ると、一致率は2026-07-07の25.7%から07-09に21.4%まで下がったのち、07-10には32.2%まで上昇しました。
対象領域別では、生活サービスが60.0%と母数30件の中で最も高く、物流・調達が0%と母数34件の中で最も低いなど、領域によって最大60%の差が見られました。
また、ページ単位で未一致だった722件のうち232件(32.1%)は同一ドメインの別ページがトップ10に存在しており、ドメイン単位で見ると検索結果との重なりはより大きい可能性があります。
調査の背景
生成AIの回答に自社の情報が引用されるかどうかは、AI検索時代における新たなブランド露出の指標として注目されています。
一方で、AIがどのようにして引用するページを選んでいるのかは、まだ十分に解明されていません。
従来のSEOで培われてきた「検索順位が高いページほど露出しやすい」という経験則が、AIの回答にもそのまま当てはまるのかどうかは、GEO/LLMO/AIO対策を検討する企業にとって重要な論点です。
そこでOptyino.aiは、生成AIの回答から抽出した引用ページと、同一の質問に対するGoogle検索結果の上位10件を直接照合し、両者がどの程度重なっているのかを調査しました。
主な調査結果
AIが引用した973ページ、Google検索トップ10と完全一致したのはわずか25.8%
集計対象の引用ページ973件のうち、同一回答のSERP上位10件と完全一致したのは251件(25.8%)でした。
残る722件(74.2%)はトップ10圏外、または今回取得したSERPに収録されていないページであり、AIが引用する情報源の多くは検索トップ10の外から選ばれていることになります。
ただし、トップ10圏外なのかSERP未収録なのかは、今回のデータだけでは区別できない点に注意が必要です。
この結果は、AIの引用が単純に検索順位の上位ページをなぞっているわけではなく、検索結果とは別の基準や情報源も加味して選定されている可能性を示しています。
一致した場合は3位以内が67.3%――検索順位が高いページほどAIに引用されやすい
トップ10内で一致した251件のうち、67.3%にあたる169件が3位以内でした。
Google検索順位
引用URL数
構成比(973件中)
トップ10内累計率
1位のページ
107件
11.0%
11.0%
2位のページ
38件
3.9%
14.9%
3位のページ
24件
2.5%
17.4%
4位以降・トップ10圏外の内訳はこちらを参照:
https://optyino.ai/press/ai-citation-vs-google-search-rank
トップ10内一致251件に絞って見ると、平均順位は3.05位、中央値は2位で、3位以内が169件(67.3%)、5位以内が200件(79.7%)を占めます。
検索順位1位のページだけで973件中107件(11.0%)を占めており、AIの引用が検索トップ10に一致する場合、その中でもさらに上位のページに偏って選ばれる傾向がうかがえます。
検索順位でのSEO対策は、AIに引用される可能性そのものを保証するものではありませんが、仮に引用される場合には上位表示ほど有利に働く可能性が考えられます。
4日間で一致率が21.4%→32.2%へ上昇――直近ほど検索順位との連動が強まる傾向
一致率は07-09の21.4%を底に、07-10には32.2%まで上昇しました。 2026-07-07が25.7%、07-08が23.9%、07-09が21.4%まで下がったのち、07-10には32.2%まで回復しています。
平均順位も07-09の3.06位から07-10には2.64位まで改善し、トップ3率は14.7%から23.8%、トップ5率は17.2%から27.6%まで上昇しました。
4日間という短いスナップショットでの変動のため、これが継続的なトレンドなのか、日々のプロンプトやSERP取得タイミングによる振れなのかは、追加期間のデータでの検証が必要です。
対象領域で一致率に最大60%の差――生活サービスは60.0%、物流・調達は0%
最も一致率が高い生活サービスは60.0%、最も低い物流・調達は0%でした。
対象領域
集計URL数
トップ10内一致率
平均順位
トップ3率
トップ5率
金融・保険
188件
33.5%
3.10
23.9%
27.1%
AI教育
84件
14.3%
3.33
8.3%
9.5%
物流・国際輸送
84件
21.4%
3.61
14.3%
14.3%
物流・アウトソース
76件
21.1%
2.19
17.1%
18.4%
大学受験・予備校
75件
33.3%
2.44
26.7%
29.3%
留学・旅行用品・物流調達など残り8領域を含む結果はこちらを参照:
https://optyino.ai/press/ai-citation-vs-google-search-rank
母数が188件と最大の金融・保険は33.5%で、全体平均の25.8%をやや上回りました。
母数がわずか30件の生活サービスや34件の物流・調達は一致率の最高値・最低値をそれぞれ記録していますが、母数が小さいため数件の結果で大きく振れやすい点に注意が必要です。
一方、母数が70件の家計・資産管理アプリ(35.7%)や75件の大学
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:Optyino.ai
- 原文内の日付:2026-07-07 / 2026-07-10
- 製品・サービス:GEO/AIO/LLMOプラットフォーム