特定非営利活動法人シフトエイティ(東京都江東区木場、代表理事:坂田ミギー)は、家庭で暮らすことが難しい子どもたちを受け入れる、ケニア東部・ミリティーニ村の児童保護施設(現地では「レスキューセンター」と呼ばれる施設)「ジュンバ・ラ・ワトト」の運営継続を目的としたクラウドファンディングを、2026年8月22日より開始します。ファーストゴールは350万円、セカンドゴールは450万円を設定しています。
ジュンバ・ラ・ワトトの様子
ジュンバ・ラ・ワトトについて
主要指標 — KEY FIGURES
「ジュンバ・ラ・ワトト」はスワヒリ語で「子どもたちの家」を意味します。2005年、ケニア在住38年の日本人・早川千晶さんがミリティーニの人々とともに設立した子どもたちのためのレスキューセンターです。
極度の貧困家庭の子ども、家庭に困難を抱える子ども、警察に保護された子どもたちが、ひとつの家族のように暮らしながら地域の公立学校へ通っています。設立から21年間で500人以上の子どもたちをレスキューしてきました。現在は常時27〜31名の子どもたちが暮らしています。
なぜ今、クラウドファンディングなのか
今回の背景には、3つの要因が重なっています。
一点目は、物価上昇と円安です。食費・生活費・教育費など、子どもたちを支えるために必要な費用が年々増え続けています。
二点目は、日本側の寄付窓口を担ってきた団体が2025年12月末で活動を終えたことです。長年ジュンバへの支援をつないできた仕組みが失われ、新たな資金調達の基盤が急務となっています。
三点目は、施設の老朽化と修繕の遅れです。裏口の屋根が壊れても修繕する資金を確保できず、そのままの状態が続いた結果、そこから敷地内に複数回侵入され、調理器具やマットレス、家畜などの盗難被害が発生しました。
これまでの「足りなくなったら、その都度なんとかする」という運営では、子どもたちとの約束を守り続けることが難しくなっています。
今回のクラウドファンディングが目指すもの
今回のクラウドファンディングは、単年度の不足資金を補うことだけを目的としたものではありません。これを起点に、マンスリーサポーターを中心とした継続的な支援体制へ移行し、毎年「足りなくなってから資金を集める」のではなく、子どもたちの暮らしと教育を安定して支えられる運営基盤をつくることを目指します。
ゴールと資金の使い道
ファーストゴール:350万円 子どもたちの毎日の食事、生活用品、水道・電気などの生活インフラ、現地スタッフ3名の給与、子どもたち全員の年間学費、制服、文房具・教材、帰省交通費など、日々の暮らしと教育を守る費用。
セカンドゴール:450万円
ファーストゴールの内容に加え、亀裂の入った壁や屋根・床・窓・フェンスなどの建物修繕、設備整備、現地NGOスタッフによる訪問・運営サポートの強化を行います。食事・生活・教育に加え、施設維持まで含めて、今後1年間に必要な金額として450万円を設定しています。
手数料0円
本プロジェクトは「ケイズハウスNPO助成プログラム」の認定プロジェクトです。本クラウドファンディングにかかる手数料は、協賛企業である株式会社ケイズハウスが負担します。ご寄付は手数料を差し引かれることなく、ジュンバの支援に活用されます。目標金額を達成した団体には、株式会社ケイズハウスより追加の助成も実施される予定です。
ジュンバ卒業生・ネスコの物語
9歳のとき、ナイロビの路上で暮らすストリート・チルドレンだったネスコは、ジュンバでの生活を経て2011年に卒業。現在は自身のブランドを立ち上げ、ナイロビのホテルで働くかたわら、毎月ジュンバに帰省して後輩たちのメンターを務めています。支援を受けた子どもが成長し、今度は次の世代を支える。ネスコのような循環も、ジュンバから生まれています。
ネスコのコメント
「ジュンバは、学ぶことをもう一度『自分にもできる』と思わせてくれました。できないことに目を向けるんじゃなく、必要なことを小さく分けて『完璧よりも続けること』を励まされた。その積み重ねが、自信を取り戻させてくれたんです」
ジュンバ卒業生のネスコ
コメント
ジュンバ創設者の早川千晶
ジュンバ創設者・早川千晶さん
「ジュンバは、2005年にドゥルマ民族のマテラ長老からいただいた先祖代々の土地に建てた、子どもたちの家です。それから21年、この家は多くの子どもたちにとって、帰れる場所であり続けてきました。シフトエイティが資金調達の土台を引き継いでくれたことで、これから先の未来についても見通しを立てられる可能性が生まれています。どうか、子どもたちのために、お力を貸してください」
シフトエイティ代表の坂田ミギー
NPO法人シフトエイティ代表・坂田ミギー
「生まれた場所や家庭環境によって人生が決まってしまう社会ではなく、誰もが自分の可能性を追求できる社会を目指したい。ネスコさんが受け取った安心できる居場所を、今ジュンバで暮らす子どもたちにも、そしてこれから出会う子どもたちにも残していくために、この挑戦をともに歩む仲間になってください」
クラウドファンディング概要
プロジェクト名:命をつなぎ、希望を育む「子どもの家」をこれからも。ケニアの子どもたちが帰れる場所をともに守る。
開始日:2026年8月22日(土)
ファーストゴール:350万円
セカンドゴール:450万円
手数料:0円(ケイズハウスNPO助成プログラム適用)
クラウドファンディングページ:
https://congrant.com/project/shift80/23535
主 催:特定非営利活動法人シフトエイティ
連 携:現地NGO法人TUNA SHIFT(ケニア)
ケイズハウスNPO助成プログラムについて
このプロジェクトは「ケイズハウスNPO助成プログラム」の認定プロジェクトです。
「ケイズハウスNPO助成プログラム」では、寄付決済時に発生する決済手数料を株式会社ケイズハウスが協賛することで、寄付者の想いがこもった大切な寄付金を全額NPOに届けます。さらにクラウドファンディングの目標金額を達成した団体には追加助成を実施予定です。日本国内の難民・在留外国人の生活や日本国外の困難を抱える外国人の生活をサポートし、 世の中が少しでも良くなることに貢献することを目指します。
▼ケイズハウスNPO助成プログラム特設サイト https://congrant.com/jp/corp/kshouse/index.html
▼ケイズハウス公式サイト https://kshouse.jp/index.html
▼ケイズハウスでは一緒に働くスタッフを募集しています https://kshouse.jp/employment.html
シフトエイティについて
「SHIFT80(シフトエイティ)」は、日本とケニアを拠点に活動するエシカル・クリエイティブ・コレクティブです。「We are all Earthlings. Share the little you have.(すべての人はおなじ地球に暮らす仲間。わずかでも持ちうるものを分かち合おう)」を理念に、アートやデザイン、ファッションを通じて社会課題に向き合っています。ケニアの首都ナイロビにある巨大スラム・キベラでの共同制作、古着と伝統工芸を融合したサステナブルファッション、孤児・貧困児童のための教育支援プログラムなどを展開し、創造性が社会課題解決にいかに貢献できるかを問い続けています。
2025年、日本にて特定非営利活動法人シフトエイティ、ケニアにて現地NGO法人TUNA SHIFTを設立。
主な受賞歴:KG+ Discovery Award 2025(Supported by Fujifilm)、価値デザインコンテスト グランプリ・経済産業大臣賞(2024)、APAアワード 広告作品部門 優秀賞(2023)ほか多数。
URL:https://shift80.jp / https://shift80.org
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:社会貢献
- 関連組織:特定非営利活動法人シフトエイティ / ジュンバ・ラ・ワトト / 株式会社ケイズハウス