福岡県では、令和6年に官民連携組織「GBNet福岡」を設立し、全国に先駆けてEVバッテリーの資源循環システム「福岡モデル」の構築に取り組んでいます。
我が国では中古EVの約8割が海外に輸出される中、EVバッテリーに含まれるリチウムなどのレアメタルの海外流出を抑制し、国内に留める第一歩として、昨年度から、バッテリーの不安を払拭した中古EVを「サステナEV」と銘打ち、リース事業を展開し、中古EVの活用を促進しています。
主要指標 — KEY FIGURES
今年度は、より多くの方に、より長く、サステナEVリースをご利用いただくため、ニーズの高い軽自動車を対象に加えるとともに、リース期間も延長しました。
専用申込フォームはこちら
サステナEVロゴ日産リーフ(普通自動車)日産サクラ(軽自動車)展示会の様子(福岡県庁)
サステナEVリースの概要
対象車両 初年度登録から4~7年経過したEV(日産リーフ、日産サクラ等)
リース契約期間 4年(48回リース) ※リース満了後は車両返却又は1~2年の再リースが可能
対象者 福岡県内に在住の個人又は県内に事業所(本社又は支店等)を有している法人
募集台数 30台以上(令和8年度リース開始分)
募集期間 令和8年8月21日(金)~令和9年1月31日(日)
申込方法 申込専用フォームから申し込み
手続きの流れ 9月1日(火)以降、リース審査・車両確認等契約に向けた手続きの案内開始
審査手続き開始から約3~4週間ほどで納車
申込専用フォーム
※サービス詳細はチラシをご確認ください(下記PDF参照)
d186122-15-852a1f54e68bef1216f247db78c0488e.pdf
サステナEVリースの特徴
特徴1 安全・安心
・リース前にバッテリー性能を確認し、十分なバッテリー容量がある車両をリースします
・リース期間中は、バッテリー性能保証を付帯するため、バッテリーへの不安なくご利用いただけます
特徴2 安くて優しい
・同クラスのガソリン車と比べて、安いリース料でご利用できます
・EVは電気の力で走るため、燃料代高騰に影響されにくく、お財布に優しいです
・さらに、二酸化炭素も削減でき、環境にも優しいです
特徴3 ラクラク
・「メンテナンスリース」であれば、車検・メンテナンスなどの費用がリース料に含まれており、面倒なお手続も不要でお気軽にご利用いただけます
令和7年度利用者の声
EVのため、燃料代の高騰の影響が少なく経済的でした
自宅の太陽光発電を活用することで電気代も節約できました
ガソリンを入れる手間がなくなりました
令和8年度の主な変更点(事業拡大のポイント)
多様なニーズに対応!軽自動車(日産サクラ)を追加
長期利用希望の声にお応え!リース期間を3年から4年に延長 ※希望者は、さらに2年延長も可能
事業スキーム
(参考1)中古EVの海外流出について
EVバッテリーに必須なリチウムなどのレアメタルは海外からの輸入に100%依存しており、経済安全保障上のリスクとなっている。
そのため、国内におけるEVバッテリーの資源循環システム構築が求められているが、中古EVの約8割が海外へ輸出されており、同時にバッテリーに含まれているレアメタルが海外流出していることが課題。
EVが国内に留まることで見込まれる資源循環ビジネス市場は、2050年に約8兆円との予測がある中、経済安全保障・地域産業振興の観点から中古EVの海外流出を抑制する必要がある。
(参考2)「GBNet福岡(グリーンEVバッテリーネットワーク福岡)」について
今後急速な増加が見込まれる使用済EVバッテリーの資源循環モデルを全国に先駆けて構築するために、令和6年7月に設立した官民連携組織。
会員
48社・4団体(令和8年5月29日現在)
構成
自動車メーカー、バッテリーメーカー、自動車解体業者、バッテリー診断業者、リユースバッテリー業者、再エネ業者、金属リサイクル業者等
事務局
福岡県、(公財)福岡県リサイクル総合研究事業化センター
ホームページ
https://www.pref.fukuoka.lg.jp/contents/gbnetfukuoka.html
参加企業・団体一覧
(参考3)EVバッテリーの資源循環システム「福岡モデル」について
福岡県が全国に先駆けて構築を目指す、EVバッテリーの「取外し・回収→診断&リユース→リサイクル→バッテリー再製造」という一連の資源循環を、地域内で完結させることを目指したシステム。
福岡モデルの図
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:事業拡大
- 関連組織:日産リーフ / 日産サクラ / 福岡県リサイクル総合研究事業化センター