プレスリリース概要 近畿経済産業局では、人を価値創出の源泉と捉えて、社員の幸せを最大の目的とする企業の経営実践を調査する「BE THE LOVED COMPANY PROJECT」を令和4年度から推進しています。

令和7年度は、これまで暗黙知的であった「人(社員)の幸せを中心に据えた経営」の実態を定性・定量の両面から捉えるために、人的資本相関可視化ツール(ver.1.0)の開発に取り組みました。

当該ツールを用いて、モデル企業10社を調査した結果、人・組織の「いい状態」を組成する指標同士の相関関係が明らかになったほか、経営アウトプット指標から、労働生産性の低下や採用難などの構造的な課題から脱却している可能性が確認されました。

1.背景・取組の概要 人手不足の常態化をはじめとした地域の中堅・中小企業を取り巻く環境変化に対応するため、企業の「稼ぐ力」の向上が不可欠です。経済産業省では「人的資本経営」の普及を推進しています。近畿経済産業局では70社超の中堅・中小企業の協力のもと、「BE THE LOVED COMPANY PROJECT」を実施してきました。

令和7年度は、自社の「状態」を捉えられる人的資本相関可視化ツール(ver.1.0)の開発、およびモデル企業10社の調査・分析を行い、その結果を「BE THE LOVED COMPANY REPORT 4.0」にとりまとめました。

2.成果物(REPORT 4.0)のポイント ツールを用いてモデル企業10社の定性・定量の両面から調査・分析を行いました。 - 社員サーベイの結果から、「組織のあり方」や「仕事のあり方」が、社員の幸せや成長に関わる多くの指標と正の相関を示すことを確認。 - アウトプット指標においても、経済資本、人的資本の側面で、中小企業一般の値を上回っていることを確認。 - 4社のケーススタディを提示。

3.今年度以降の取組 近畿経済産業局では、本ツールをアップデートし、経営の道標としてより多くの企業や支援現場に拡げていくことを目指します。また、関西を起点に日本の中堅・中小企業における人的資本経営の実践と浸透を実現して参ります。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 原文内の日付:令和4年度(プロジェクト開始)
  • 製品・サービス:人的資本相関可視化ツール(ver.1.0) / BE THE LOVED COMPANY REPORT 4.0