人生において頑張ることは必要ですが、「まだ頑張れる」をずっと繰り返していると、人は少しずつ崩れ始めます。仕事や家庭、健康の悩みや不安を抱えていない人などいないでしょう。

本書『なんだ、歩けばよかったんだ。』は、単なる歩き方の技術書ではありません。著者の矢作直樹氏は、歩くことはからだに「安心を取り戻す」行為であると言います。情報の洪水社会では頭ばかりが働き続け、からだが置き去りになり、そのズレが「重さ」になっていきます。ただ歩いてみると、呼吸が変わり、感情が戻り、本来の自分の感覚に気づくことができます。

著者はかつてプロの登山家を目指し、北アルプスで1,000メートルの墜落から奇跡的に生還した経験を持ちます。その経験から見出したのは、「行けるかどうか」ではなく、「戻れるかどうか」を基準にした生き方でした。「無理をしない判断」「引き返す勇気」「整えながら生きる姿勢」――。戻れる場所がある人は崩れません。歩くことは、そのベースに戻る確かな方法なのです。

【著者プロフィール:矢作直樹】 1956年生まれ。金沢大学医学部卒業。東京大学大学院医学系研究科教授、同医学部附属病院救急部・集中治療部部長を歴任。著書に『人は死なない』『おかげさまで生きる』など多数。

【書籍情報】 ・書名:なんだ、歩けばよかったんだ。 ・著者:矢作直樹 ・発売日:2026年5月24日 ・価格:1,200円(税別) ・発行:ハート出版 ・ISBN:978-4-8024-0260-6

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:新製品
  • 関連組織:ハート出版
  • 製品・サービス:書籍『なんだ、歩けばよかったんだ。』