AI SPERAは、同社が提供するサイバー脅威インテリジェンス検索エンジンおよび攻撃対象領域管理プラットフォーム「Criminal IP」と、Torqが提供する「Torq AI SOC Platform」との新たな連携を発表しました。

今回の連携により、Criminal IPの意思決定に直結する脅威インテリジェンスがTorq AI SOC Platformに統合され、セキュリティチームはIPアドレス、ドメイン、インターネット公開資産などのインディケーターをより迅速に評価し、トリアージ、調査、対応を効率化できるようになります。これにより、複数の脅威インテリジェンスサービスを個別に参照することなく、既存のSOCワークフロー内で、より迅速かつ一貫した意思決定を行えるようになります。

現代のSOCでは、大量のアラートに対応する必要があり、アナリストはIPアドレス、ドメイン、インターネット公開資産が実際にリスクを伴うものかどうかを判断するため、複数の脅威インテリジェンスプラットフォームを手動で行き来するケースが少なくありません。Criminal IPとTorq AI SOC Platformの連携により、組織は既存のワークフローから離れることなく、インディケーターに包括的な脅威インテリジェンスを自動的に付与し、セキュリティ運用を加速できます。

本連携機能は、Torq AI SOC Platform上で利用可能です。

AI SPERAのCEOであるカン・ビョンタク(Byungtak Kang)は次のように述べています。

「 当社のプラットフォームは、インターネット規模の脅威インテリジェンスをリアルタイムで検索可能にし、アクションにつなげるために構築されました。Torqとのパートナーシップにより、インテリジェンスは単に意思決定を支援するだけでなく、その判断を自動対応へつなげるものになります。これにより、セキュリティチームは反復的な分析業務を削減し、実際の脅威対応により集中できるようになります。Criminal IPが分析するIP、ドメイン、公開資産は、識別された時点で自動化された対応プロセスに活用できるようになります。」

また、TorqのCINO兼共同創業者であるEldad Livni氏は、次のように述べています。

「Torqのパートナーには、世界で最も著名なサイバーセキュリティ企業が含まれており、今回、AI SPERAをその一員として迎えられることをうれしく思います。 AI SPERA は、AI SOCの可能性を共に実現していく中で、最大限のインパクトをもたらすソリューションを提供する革新的なベンダーです。これは、大規模なデータプールに基づく最先端の脅威インテリジェンスと、AIを活用した高速な対応、修復、緩和を組み合わせた共同ソリューションを意味します。 両社は、Torq AI SOC PlatformとCriminal IPの連携を通じて、日々刻々と拡大する脅威から組織を保護していきます。」

意思決定に直結する脅威インテリジェンスをAI SOC運用へ統合

SOCにおけるアラート対応では、インディケーターが実際に悪意あるものか、単に観測された情報にとどまるのかを迅速に判断する必要があります。しかし、IPアドレス、ドメイン、インターネット公開資産に関する調査には、レピュテーション、インフラ情報、公開サービス、脆弱性、フィッシング関連情報など、複数の情報源を横断的に確認する作業が伴います。

Criminal IPとTorq AI SOC Platformの連携により、これらの情報を既存のSOCワークフロー内で自動的に付与できるようになります。アナリストは、個別に情報を検索することなく、Torq AI SOC Platform上でCriminal IPの脅威インテリジェンスを活用し、より迅速かつ一貫した判断を行うことができます。

主な連携機能

今回の連携により、Torq AI SOC PlatformはCriminal IPが提供する幅広い脅威インテリジェンスへ直接アクセスできるようになります。主な機能は以下のとおりです。

IPレピュテーション、不正活動、不審な振る舞いの照会

任意のIPアドレスに対するVPN、ホスティング、匿名化・プライバシー関連リスクの検知

DNSサーバーの安全性評価

ドメインスキャン、スキャンステータス確認、詳細なドメインインテリジェンスレポート

インターネット公開インフラを対象としたIT資産検索

インターネット公開資産に対するサービスバナー検索

公開サービスおよび既知の脆弱性に紐づくエクスプロイト検索

詳細調査に向けたIPおよびドメインの詳細レポートと要約レポート

Criminal IPの脅威インテリジェンスがTorq AI SOC Platformと連携され、インディケーターのエンリッチ、自動分析、ケース管理、対応ワークフローへとつながる構造

連携の仕組み

インディケーターがTorq AI SOC Platformに渡されると、同プラットフォームはそのインディケーターを適切なCriminal IPインテリジェンスサービスへ自動的にルーティングします。

Criminal IPは、当該IPが悪意あるIP、不審なIP、または匿名化されたIPか、ドメインが不正サイトやフィッシングサイトに関連しているか、スキャン対象資産で何が公開されているか、関連するエクスプロイトが存在するかなど、意思決定に必要な判定結果と補足コンテキストをリアルタイムで返します。

Torq AI SOC Platformは、このエンリッチされたインテリジェンスを基に、深刻度と適切な対応フローを判断します。

主なユースケース

インディケーターの自動エンリッチ : 受信したすべてのIP、ドメイン、資産を、アナリストに到達する前にCriminal IPのインテリジェンスでスコアリングし、コンテキストを付与します。

脅威情報に基づく対応 : 不正であることが確認されたインディケーターに対して、セキュリティスタック全体で自動的なブロックと封じ込めを実行します。

攻撃対象領域の調査 : アナリストは、対象範囲内の各資産について、公開状況、バナー情報、エクスプロイトに関するコンテキストが事前に付与された状態で調査を開始できます。

Torqについて

Torqは、Torq AI SOC Platformによりサイバーセキュリティを変革しています。Torqは、企業が大規模なセキュリティイベントを即時かつ正確にトリアージ、調査、対応できるよう支援します。

同社の顧客には、Check Point Security、Chipotle Mexican Grill、Inditex(Zara、Bershka、Pull & Bear)、Informatica、Kyocera、Procter & Gamble、Prudential、Siemens、Telefónica、Valvoline、Virgin Atlantic、Wizなど、主要な多国籍企業が含まれます。

Criminal IPについて

Criminal IPは、AI SPERAが提供するサイバー脅威インテリジェンスソリューションであり、世界中のセキュリティチームに対して、意思決定に直結する脅威インテリジェンスと攻撃対象領域管理ソリューションを提供しています。

グローバルインターネットを継続的にスキャンすることで、Criminal IPはIP、ドメイン、URL、攻撃インフラに関する脅威シグナルを集約し、コンテキストを付与します。これには、不正なインディケーター、既知の脆弱性、公開資産、攻撃者の振る舞いが含まれます。

Criminal IPは、組織が自社のサイバー環境を正確に把握し、攻撃者に先回りして対応するために必要なインテリジェンスを提供することで、脅威の検知と対応を加速させることをミッションとしています。詳細は、Criminal IP公式サイトをご覧ください。

詳細情報

Criminal IP公式サイト https://www.criminalip.io/ja

Torq公式サイト https://torq.io

Criminal IP https://search.criminalip.io/ja

お問い合わせ https://www.criminalip.io/ja/contact-us

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:技術連携
  • 関連組織:AI SPERA / Torq / Criminal IP