サーキュラー・サーマル・エコノミー ~カーボンニュートラル時代の熱マネジメント~
2050年カーボンニュートラルの実現に向け、エネルギー分野では大きな転換が進んでいます。電源の脱炭素化や省エネ化、電化の推進、CO2の回収・貯留など、さまざまな取り組みが進展しています。その中で、あらためて注目されているのが「熱」の扱い方です。日本の最終エネルギー消費の多くは、実は熱として利用されています。しかしこれまで、発生した排熱の多くは十分に活用されてきたとは言えませんでした。
燃料価格の上昇や脱炭素制約の強まり、再生可能エネルギーの拡大により、熱を「副産物」ではなく「資源」としてとらえ、循環させながら活用する視点が求められています。本シリーズでは、この構造転換を「サーキュラー・サーマル・エコノミー(熱の循環経済)」という考え方で整理します。熱を「つくる」「ためる」「使う」「回収する」「再生する」という循環の中で捉え、材料・デバイス・システム・社会実装までを体系的に解説します。
講座1.ヒートポンプとしての磁気冷凍
磁気冷凍は、冷媒を圧縮・膨張させる従来の冷凍方式とは異なり、材料そのものの性質を利用して熱を変換する技術です。ノンフロン、高効率化、低振動・低騒音といった特長を持ち、次世代冷凍技術として期待されています。本講座では、原理・材料、システム設計、実装・社会応用の3つの視点から、磁気冷凍をサーキュラー・サーマル・エコノミーの中で解説します。
講座2.断熱と放熱における材料・構造設計技術
省エネルギー化により、熱を「逃がす」ことと「遮る」ことの両立が重要です。本講座では、放熱フィラーや高熱伝導セラミック基板などの材料から、多孔質セラミックスによる断熱材料までを横断的に取り上げ、統合的な設計技術を体系的に整理します。
開催概要
開催日時: - 第1回:2026年6月8日(月) ~ 2026年6月26日(金) - 第2回:2026年12月7日(月) ~ 2026年12月25日(金)
受講料金:各講座 33,000 円(税込み) 申込締切: - 第1回:2026年6月19日(金) 17:00 - 第2回:2026年12月18日(金) 17:00
【お問合せ】 株式会社AIST Solutions テクノナレッジ講座事務局 [email protected]
FACT BOX ・ 要点整理
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