企業のDXを促進するアルサーガパートナーズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼CTO:小俣泰明、代表取締役CEO:渡邉純平)は、2026年4月28日(火)、新潟大学法学部の講義「賢人会議」に代表取締役CEOの渡邉が登壇しました。
本講義では「キャリアの主導権を握る」をテーマに、AI時代において大学在学中に積むべき経験や、卒業後のキャリア形成について解説。自身のキャリアパスを振り返り、先手で意思決定していく重要性と具体的なアドバイスを提供しました。
◾登壇者紹介 アルサーガパートナーズ株式会社 代表取締役CEO 渡邉 純平 筑波大学卒業後、大手日系メーカーで国内外のクライアントの品質担当として新規製品の立ち上げから量産後のフォローを実施しつつ、海外プラント(主に欧州)の立ち上げプロジェクトに従事。 大手外資系コンサルティングファームへ転籍後は、製造業、官公庁、小売、商社など幅広い業界に対し、主にDXプロジェクトの企画・構想から実行までをEnd to Endで支援。 2022年、コンサルティング本部にディビジョンマネージャーとしてアルサーガパートナーズへ入社し、同年10月より上級執行役員に就任。 2023年9月より取締役、2025年2月より取締役副社長を経て、同年9月に代表取締役CEOに就任しました。
◾AI時代を生き抜く就活戦略と、学生時代に積むべき「実体験」 渡邉はまず、AIの普及により就職活動の構造が大きく変化していると指摘しました。かつての新卒採用は入社後の育成を前提とした大量採用が主流でしたが、企業側がAIで業務効率化を進める現在、新卒にも「即戦力」としての素養が求められるようになっています。 そのため、AIを使いこなし具体的な活動に応用している学生とそうでない学生とで、選考で明確な差が生まれています。AIを起点に「何ができるか」を模索し、在学中に様々な経験を積むことが重要です。 AIの具体的な活用法として、エントリーシート作成や企業研究の効率化が挙げられますが、渡邉はそこから一歩進んで「AIを用いて成果を出すこと」を推奨します。 例えば、非エンジニアの文系学生でもAIを活用すればサークルの出欠確認アプリなどを作成できる時代です。面接で、単なる知識ではなく「AIで自ら課題を解決した経験」を提示できれば、強力なアピールになると語りました。 一方で、AI時代だからこそ「AIには代替できない能力」、すなわち対人コミュニケーション能力「EQ」がより重要になるとも強調。インターンシップや部活動、旅行などを通じて多様な人と関わる実体験の価値は計り知れず、こうした経験が「社会で活躍するための大きな武器になる」と学生たちに伝えました。
◾キャリアの主導権を握るためには「先手での意思決定」が重要 次に渡邉は、キャリア形成において「主導権を握って後悔ない選択をしてほしい」と熱弁しました。自身のキャリアは結果的に良いものになったものの、それは特定の軸があったからではなく、その都度の意思決定が良い結果に繋がった偶然の産物だと語ります。 そのため、情報収集が容易になった現代の学生には「先手での意思決定をしていってほしい」と伝え、自身の経験から得たキャリア形成における3つの大切な視点をアドバイスしました。 その視点とは、「グローバルに活躍できる語学力やビジネス感覚を身につけること」「成長性の高い産業へ進むこと」「自ら事業を立ち上げられる人材になること」。どの環境であればこれらを獲得できるかを考え、都度意思決定していくことを勧めました。 特に「成長性の高い産業」の選択について、自動車部品メーカーから外資系コンサルティングファームへ転職したエピソードを交え、業界全体の成長が個人の市場価値も高めることを指摘。将来やりたい仕事が明確でない学生にも、ITやDXといった成長産業を選ぶことでキャリアパスが大きく拡張されると助言しました。 完璧なキャリアプランを持つ人は少なく、途中でキャリアが変わることも珍しくありません。だからこそ、公務員や民間といった枠にとらわれず、定期的に自身のキャリアと向き合い、自ら行動し情報を集め、その都度意思決定を行うことが、より良いキャリアを築く鍵だと語りました。 変化の激しい現代では「何もしないこと」が最大のリスクであり、柔軟に新しいことに挑戦し続けることがキャリアの防衛策になります。渡邉自身も、若いうちに研鑽を積んだことが財産になっていると述べ、ワークライフバランスを尊重しつつも「人生はトータルで考えるべき」と長期的な視点の重要性を訴えました。
◾質疑応答 講演の終盤では、学生から多くの質問が寄せられました。 Q:民間企業と公務員で迷っている場合、どう考えれば良いですか? A:少しでも迷いがあるなら、まずはインターンシップに参加してみることを強く勧めます。社会で働く人々と直接触れ合い、現場の生の声を聞くことで、キャリアの解像度が格段に上がります。私自身も体育教員を目指していましたが、民間企業の人と話したことがきっかけで進路を変えました。AIで情報を得られても、自ら行動して一次情報を得ることが大切です。SNSで簡単に人に会える時代なので、学生という特権を活かして様々な社会人に会いに行くのがおすすめです。
Q:働く上で1番大切にしていることは何ですか? A:私たちが掲げるビジョンとミッションの実現を通じた、社会へのインパクト創出です。当社のビジョン「企業に競争力を、仲間と充実感を、そして、新しい物語を」と、ミッション「自由な発想と確かな論理で価値を届ける」を指針としています。会社員時代は目の前の仕事とその対価としての給与を考えていましたが、現在は社会全体にどれだけ大きな影響を与えられるかを最も重要視しています。
Q:キャリア選択で迷ったときは何を基準に意思決定してきましたか? A:迷うのは単に情報が不足している状態だと考えています。情報が揃えば意思決定は容易になるので、まずは「判断に必要な材料を集めること」を大切にしています。それでも選択しにくい場合は、集めた情報をもとに「致命的にダメな選択肢」だけを排除します。例えば複数社から内定を得た場合でも、「絶対にやめたほうがいい選択肢」を外せば、残りのどれを選んでも人生にとって決定的なマイナスにはならないと考えています。
◾最後に 今回の授業では、AI活用の重要性や、自ら行動し意思決定していく必要性を伝えました。質疑応答では多くの質問が寄せられ、学生の皆さんが今後の就職活動で具体的なアクションを起こすきっかけとなる場となりました。 アルサーガパートナーズは今後も、若い世代が自らのキャリアを切り開く支援を続けてまいります。若い世代が自律的に成長し輝いて働くことが日本全体の成長につながると信じ、キャリア形成の機会を創出することで、皆さんの未来の可能性を広げるお手伝いをしていきたいと考えています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:イベントレポート
- 関連組織:アルサーガパートナーズ株式会社