2026年調査:AI時代こそ「対人スキル」が企業の競争軸に

教育事業を展開するヒューマンアカデミー株式会社は、企業の研修状況に関する実態調査を実施しました。本調査は2026年3月、人事・研修担当者300名を対象に行われたものです。

### 本件のポイント - AI普及下でも「コミュニケーション研修」が引き続き首位(66%) - 担当者不足、時間不足、予算10万円未満が62%を占めるなど、リソース不足が課題 - 人的資本開示義務化を受け、社員価値向上を経営戦略と連動させる動きが中小企業にも波及

### 本件の背景 2023年3月期より上場企業約4,000社を対象に「人的資本情報の開示」が義務化されました。これにより、従業員のスキル開発を経営戦略と連動させ、その価値を可視化することが急務となっています。また、生成AIの普及やDXの加速により、社員に求められるスキルは高度化しており、研修担当者が直面する課題を把握するために本調査を実施しました。

### 調査結果の概要 現在最も実施されている研修は「コミュニケーション研修」(66%)で、2024年に続き2年連続の首位となりました。今後強化したいテーマでも同研修が42%でトップです。課題としては「担当人材の不足」(40%)や「時間的余裕がない」(38%)が上位に挙がりました。研修費用は一人当たり年間10万円未満が62%を占めています。

### 詳細内容 - **コミュニケーション研修の重要性**:新入社員向けでは91%と突出しており、対人スキルへの関心が極めて高いことがわかります。 - **コンプライアンス意識**:コンプライアンス・ハラスメント研修は全年次で70%超と、全社的な浸透が図られています。 - **複合的な課題**:人・時間・お金・ノウハウの全てにおいて不足を感じている担当者が多く、研修効果の測定にも悩む姿が見えます。 - **今後の注力テーマ**:コミュニケーション研修が引き続きトップですが、「メンタルヘルス・レジリエンス研修」が33%で5位に浮上しており、社員の心の健康への関心が高まっています。

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:調査
  • 関連組織:株式会社マーケティング・コミュニケーションズ
  • 製品・サービス:企業向け研修サービス / コミュニケーション研修