BASF、特殊産業用途の高効率・低炭素型イエローライトソリューションを発表
ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン – 2026年5月12日 – BASF(本社:ドイツ ルートヴィッヒスハーフェン)は、半導体、プリント基板(PCB)、ディスプレイ製造、LED生産、太陽光発電など、フォトリソグラフィを用いた製造プロセスや関連技術を扱う業界向けに設計された、次世代のイエローライト材料ソリューションを発表しました。この画期的な技術は、イエローライトプロセスに必要な厳格なスペクトル制御を維持しつつ、従来のイエロー蛍光灯やフィルター式LEDを完全に置き換えるものです。このイノベーションは、エネルギー効率の向上、消費電力の削減、およびカーボンフットプリントの低減を実現し、性能を損なうことなく、お客様がサステナビリティ目標を達成できるよう支援します。
### 技術の概要 従来のイエロー蛍光灯は、繊細なプロセスを保護するために530nm未満の短波長を遮断しますが、このフィルタリングはエネルギーの無駄になります。BASFの新しいソリューションは、吸収・変換メカニズムを採用しており、有害な波長を遮断するだけでなく(ハイエンド半導体用途向けに530nm未満の波長をカット)、それらを有用なイエローライトに変換することで、エネルギー利用とシステム性能を最大化します。
この技術は、スペクトル純度、均一な輝度、そして視覚的な快適性を確保しつつ、蛍光管、パネル、防爆設計などの既存の照明器具にシームレスに組み込むことができます。また、既存の電力システムや熱システムと併用可能であり、設置を簡素化し、導入リスクを低減します。
### 主なメリット 従来のイエロー蛍光灯やLEDイエローライト管と比較した場合の主なメリットは、以下の通りです。
- **コスト削減**: 消費電力を低減しながら同等の輝度を保ち、電気代と冷却コストを削減 - **省エネ効果**: 従来の蛍光灯やフィルター式LEDからBASFのソリューションに切り替えることで、エネルギー使用量を25%削減 - **長寿命**: 熱の伝達を低減し、安定性を向上させて長寿命化を実現 - **環境準拠**: 規制物質に関してはRoHSおよびREACHに準拠 - **高い信頼性**: 優れた熱安定性を備え、実際の半導体製造環境において5年以上使用しても測定可能な劣化は皆無
### 用途とサポート 代表的な用途としては、クリーンルームの照明、リソグラフィー、PCB検査、および厳格な短波長制御を必要とするその他のプロセスが挙げられます。BASFとパートナー企業は、高効率で低炭素な照明環境の導入を加速するために、サンプリング、現場評価、カーボンフットプリント分析を含む技術サポートを提供しています。
### 比較データ(年間1,000管あたり) 算出条件: 1日24時間稼働、電気料金0.30ドル/kWh、CO2排出係数0.5kg/kWh
- **従来の蛍光灯**: 36W | 315,360 kWh | 157.7トン - **フィルター式イエローLED**: 20W | 175,200 kWh | 87.6トン - **BASFの光変換LED**: 10-15W | 87,600 - 131,400 kWh | 43.8 - 65.7トン
BASFのディスパージョン&レジン事業本部について BASFのディスパージョン&レジン事業本部は、高品質の幅広いポリマーディスパージョン、樹脂、添加剤および電子材料の開発、生産、販売を世界各地で行っています。これらの材料は、コーティング、建設、接着剤、印刷・包装、電子および紙を含む複数の産業のフォーミュレーションに使用されます。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:新製品
- 製品・サービス:イエローライト材料ソリューション