OFFICE110(運営会社:株式会社ベルテクノス)は、2022年12月7日〜2026年2月28日に寄せられたビジネスフォン関連の匿名化済み問い合わせデータ534件をもとに、ビジネスフォン導入時に企業が抱える不安や確認事項を分析しました。
その結果、相談内容に「回線・ひかり電話」が含まれるケースは179件、全体の約33.5%にのぼりました。問い合わせの中心テーマとして「回線・ひかり電話」に分類された相談も73件・13.7%確認されています。
本調査では、ビジネスフォン導入が「電話機の価格」や「機種選び」だけでは決まらず、既存のひかり電話、代表番号、FAX、主装置、配線、工事条件の確認が導入判断に関わっていることが示されました。
スマホ化が進んでも、代表番号・FAX・取次ぎは簡単には消えません。これは単なる電話機選びではなく、中小企業の業務継続に直結する問題です。
**サマリー** - ビジネスフォン相談の約3件に1件で「回線・ひかり電話」が論点に - 導入判断は「価格」や「機種」だけでは決まらない - 中小企業担当者は、見積もり前に回線・番号・FAX・配線条件を確認する必要がある
**ビジネスフォン相談の約3件に1件で「回線・ひかり電話」が話題に**
OFFICE110に寄せられた直近問い合わせデータでは、「回線・ひかり電話」が相談内容に含まれるケースが179件確認されました。これは分析対象534件の約33.5%にあたります。
また、問い合わせの中心テーマとして「回線・ひかり電話」に分類された相談も73件・13.7%ありました。これは、既存回線やひかり電話の扱いが、ビジネスフォン導入における主要な判断材料のひとつになっていることを示しています。
**「安い電話機を選べばよい」だけでは解決しない導入前不安**
ビジネスフォン導入の不安は、価格だけではなく、既存回線を活かせるかに集中しています。
実際の相談では、新品・中古の選択、電話機の台数、初期費用、月額費用が比較されやすい一方で、既存回線・代表番号・FAX・主装置・配線・工事費・保守条件が同時に出てきます。
直近問い合わせデータのFAQ候補では、「回線はどうするか」が103件、「工事費はいくらか」が123件、「何台必要か」が257件確認されています。これは、企業担当者が単に「安い機種」を探しているのではなく、既存の電話環境を維持したまま導入できるか、工事や設定まで含めて総額がどう変わるかを確認していることを示しています。
**既存回線・FAX・番号維持は、中小企業の業務継続に関わる**
スマホ化が進んでも、代表番号・FAX・取次ぎは簡単には消えません。
中小企業では、代表番号やFAX番号が長年使われているケースがあります。取引先、顧客、Webサイト、名刺、請求書、各種登録情報に電話番号が紐づいているため、番号変更は単なる通信契約の変更にとどまりません。
特に、FAXを利用する業種では、受発注、申込、確認業務が電話回線と結びついている場合があります。スマホ連携やクラウドPBXの検討が進む一方で、代表番号・FAX・取次ぎ業務をどう残すかは、導入判断の重要な論点として残っています。
**回線確認を後回しにすると、見積もりや工事条件が変わる可能性**
ビジネスフォンは電話機単体で完結する設備ではありません。主装置が外線・内線・保留・転送・FAX・代表番号などを制御するため、ひかり電話を使う場合も、主装置側の対応、必要なユニット、配線状況、設置場所、工事日程を確認する必要があります。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:調査
- 関連組織:株式会社ベルテクノス
- 製品・サービス:ビジネスフォン / ひかり電話