新国立劇場演劇研修所では、8月8日(土)~11日(火・祝)に小劇場にて、世界中の人に愛されているレイモンド・ブリッグズ作の絵本に基づく朗読劇『風が吹くとき』を上演します。
新国立劇場演劇研修所では、毎年夏に平和の尊さをテーマにした朗読劇を繰り返し上演しております。広島の原爆をテーマにした『少年口伝隊一九四五』と沖縄戦をテーマにした『ひめゆり』、そして絵本「スノーマン」「さむがりやのサンタ」で有名なレイモンド・ブリッグズ作の絵本を基に2024年に演劇研修所で新制作した『風が吹くとき』です。この度第20期生が、2年ぶりに朗読劇『風が吹くとき』をお贈りします。
『風が吹くとき』は、イギリスの田舎町でのどかに暮らす夫婦のもとに世界戦争勃発と核ミサイル飛来の一報が届いてからの数日を描いた物語です。夫婦は、新聞や政府発行のパンフレットに従って室内簡易シェルターと非常用備品を整えます。しかし、核ミサイルによる放射能という見えない脅威は次第に彼らの身体を侵していきます。
核や放射能に対する確かな知識を持つことの重要性や、平穏な日常がいかに尊いものかを現代に生きるわたしたちに語りかける舞台です。
演出は、細やかで丁寧な演出に定評のある演出家の田中麻衣子が担当します。出演は、演劇研修所第20期生9名と修了者の計12名です。第20期生は2024年4月に入所し、プロの俳優に必要な基礎をしっかりと身につけ、第一線の演出家と様々な戯曲に取り組み、役作り、作品作りを徹底して学ぶ日々を送ってきました。2年間の研修を経て、初めて小劇場の舞台を踏む第20期生の挑戦にご期待ください。
12名の俳優が演じる愛すべき老夫婦の切なく悲しい物語です。
緊張感が高まる世界情勢下の今、小さくもかけがえのない日常が1つの核爆弾であっけなく崩れる恐怖を描いた本作をぜひご覧ください。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:PR TIMES
- 分類:イベント
- 製品・サービス:朗読劇『風が吹くとき』