舞鶴市は、災害発生時における通信困難地域での迅速な初動対応体制を強化するため、衛星通信「Starlink(スターリンク)」とドローンを活用した非常通信確保訓練を、令和8年8月18日(火)に滝ケ宇呂地区(滝ケ宇呂公民館付近)で実施しました 。

消防署職員によるドローン操作川際での飛行ドローンから映し出された映像

山間部や沿岸部など携帯電話キャリアの電波が届きにくいエリアが存在する舞鶴市において、場所を選ばず大容量・高速通信を確立できるStarlink(KDDI株式会社 緊急時2TBプラン)の導入は、災害時の孤立を防ぐ重要な手立てとなります。

訓練の背景と目的

近年、全国各地で多発する地震や豪雨災害では、基地局の被災や道路の断絶による「通信遮断」と「地域の孤立」が大きな課題となっています。災害発生時における通信の確保は、人命救助や迅速な被害把握の要です。 舞鶴市では「誰も取り残さない防災」を目指し、携帯キャリア通信が不能な状況下でも本庁と現場を確実につなぐ可搬性の高い衛星通信「Starlink」の活用検証を進めてきました。

訓練の概要と実証成果

本訓練は、滝ケ宇呂地区で土砂災害(がけ崩れ)が発生し、人家に続く道路が閉塞した状況を想定して行いました。

ドローンによる安全かつ効率的な被害調査 二次災害の危険がある現場において、人が立ち入れないエリアへドローンを飛行させ、空からの視点で現場測定や状況確認を実施。従来の計測作業と比較し、大幅な情報収集の効率化を確認しました。

主要指標 — KEY FIGURES

2TB
KDDI株式会社 緊急時2TBプラン

Starlinkを経由した高画質映像のリアルタイム共有 現地で立ち上げたStarlink通信を経由し、Google Meetのテレビ会議システムを活用。ドローンが撮影した鮮明な高画質映像と現場の音声を、リアルタイムで市役所本庁の災害対策本部へ共有する手順を確認・実証しました。

地元住民・関係者の声 訓練を見守った地元の区長会長からは、「携帯電話キャリアの電波が届かない場所が多いこの地域で、災害状況の確認と共有が即座にできるのは非常に心強い。地域として大きな安心感につながる」と、最新技術を活用した防災体制に強い期待と感動の声が寄せられました。

また、現場と本庁が視覚的情報を即座に共有することで、支援や救助活動における意思決定のスピードが劇的に向上するという戦略的意義について、関係者全員で確認しました。

今後の展望 舞鶴市では、今回の訓練成果を踏まえ、土砂災害にとどまらず大規模停電や多様な災害に対応できるよう、Starlinkおよびドローンの継続的な運用訓練を実施していきます。

開催概要

日時: 令和8年8月18日(火) 10時〜10時30分 場所: 舞鶴市字滝ケ宇呂(滝ケ宇呂公民館付近) 参加主体: 舞鶴市(デジタル推進課、危機管理・防災課、消防本部警防課、西消防署)、地域住民

本件に関する問い合わせ先 舞鶴市政策推進部デジタル推進課(TEL: 0773-66-1092)

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:PR TIMES
  • 分類:防災訓練
  • 関連組織:Starlink