世界ボクシング連盟(World Boxing, WB)女子54キロ級世界ランキング1位の黄筱雯は、準決勝で中国の趙軒と対戦した。両者のスタイルは大きく異なり、第1ラウンドでは黄筱雯が身長とリーチの差を活かし、カウンターパンチを効果的に繰り出し、5人の審判全員から10点の評価を得た。
第2ラウンドに入ると、趙軒の接近攻撃が激しさを増し、黄筱雯にまとわりつくように攻撃を仕掛けた。しかし、審判は黄筱雯が攻撃せず相手と組み合っていると判断し、減点を与えた。その結果、第2ラウンド終了時点で黄筱雯のリードは3対2と僅差になった。
勝負の第3ラウンド、黄筱雯は再び優位を取り戻し、スペースを見つけてはカウンターパンチを打ち続けた。最終的に4対1のポイントで勝利を収めた。
劉宗泰コーチは中央社に対し、「この試合で多くの経験を積むことができた。しかし、筱雯を称賛しなければならない。第2ラウンドで不可解な減点を受けた後も、プレッシャーに耐え、リング上で冷静さを保ち、当初の戦術を実行し続けた」と語った。
劉コーチはまた、「午前中の郭怡萱と林郁婷の試合で、相手が『突進して勝つ』ように見えたため、筱雯の相手も同じ戦術を真似て、ほぼ全ラウンドで私たちに突進してきた。そして審判もそれを認めてしまったのかもしれない」と付け加えた。
黄筱雯はこれまでにアジア選手権で銀メダル1個、銅メダル2個を獲得している。今年は好調を維持し、決勝進出を果たした。劉コーチは「現在の状態は非常に良く、リズムも掴めている。決勝までこの調子を維持してほしい」と強調した。
ドローによると、黄筱雯の決勝の相手はインドのプリティ(Preeti Preeti)となる。二人は昨年末のWB年間ランキング戦準決勝で対戦しており、その際は負傷していた黄筱雯が0対4で敗れている。(編集:陳仁華)1150406
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- 出典:中央社 CNA
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