中国当局は、2024年6月と9月に相次いで発生した蘇州、深圳日本人学校襲撃事件は、いずれも「偶発事件」であると一貫して主張しています。それとは対照的に、中国当局は今年3月24日に日本で発生した、自衛隊員が刃物を持って中国駐日本大使館に侵入した事件については、「性質・影響が極めて悪質」であると繰り返し強調し、日本の右翼思想が中日関係に深刻な影響を与えていると主張しています。
報道によると、中国共産党中央政治法規委員会が公開した映像には、当時、胡友平氏が重傷を負って倒れており、駆けつけた医療スタッフによって救急処置を受けている様子が映っていました。映像の字幕には、「刃物が幼い子供たちに向かって振り回された時、胡友平氏はその小さな体で背後から凶徒を強く抱きしめた」と記されており、「彼女は20数人の子供たちのために、命をかけて揺るぎない安全の壁を築いた」と述べられています。
2024年6月24日午後、安徽省出身で蘇州在住の失業男性、周加勝が蘇州日本人学校付近で、校バスを待っていた日籍の母子に刃物で襲いかかり負傷させ、さらに車に乗り込んで犯行を続け、立ち向かった胡友平氏を刺殺しました。この事件は中日両社会に衝撃を与えました。周容疑者はその後逮捕され、2025年1月23日に裁判所から死刑判決を受け、同年4月に執行されました。
胡友平氏の死後、中国に居住する日本人僑民や一部の中国市民は追悼の意を表し、日本人僑民からは遺族への慰問金寄付の意向も示されました。しかし、遺族はその後声明を発表し、「寄付や物品の受け取りは受け付けない。また、これ以上干渉されないことを願う。ただ、故人が安らかに眠れることを願い、家族が一日も早く平穏な生活に戻れることを願う」と述べました。
一方、当局は事件後まもなく、蘇州市の「見義勇為称号評定作業小組」が2024年6月27日に蘇州市政府に胡友平氏に「蘇州市見義勇為模範」の称号を追贈するよう申請し、同年7月2日に正式に追贈されました。
2025年7月21日、中国共産党中央政治法規委員会は第15回「全国見義勇為英雄模範表彰大会」において、胡友平氏に「全国見義勇為英雄」の称号を授与しました。(編集:邱国強/陳妍君)1150406
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- 出典:中央社 CNA
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