チェコ通信社(ČTK)の報道によると、現在のチェコの平均燃料価格は、ディーゼルが1リットルあたり48.51コルナ、レギュラーガソリン(95)が41.61コルナとなっており、政府の設定した価格上限はこれらを上回る水準です。燃料価格モニタリング会社CCSのデータによれば、ディーゼルは4年以上ぶり、ガソリンは3年半ぶりの高値を記録しています。

政府は先週、燃料販売業者の利益上限を1リットルあたり2.5コルナに制限し、ディーゼルの消費税を9.95コルナから7.6コルナへ2.35コルナ引き下げることを決定しました。ガソリンの消費税は12.84コルナに据え置かれます。また、高級燃料を除く一般燃料には日次の最高価格が設定されました。財務省は、この上限価格が主要エネルギー企業(Čepro、Orlen、MOL)の卸売価格指数や市場相場などを基に算出されていると説明しています。

違反した運営者には最高500万コルナの罰金が科され、税務当局による監視も強化されます。当局者は、小規模なガソリンスタンドでは現在も価格が上限を下回っており、市場原理によって価格競争が維持されるとの見通しを示しました。政府がディーゼルの消費税のみを下げた理由については、チェコの燃料消費の約75%を占め、物流の要であるためだと説明しています。

大手燃料会社のOrlen Unipetrolは、傘下の446拠点で価格調整を行い、安定供給を維持する方針です。市場分析からは、この措置は価格の急激な変動を抑えるためのソフトな介入であり、市場価格への影響は限定的との指摘が出ています。投資プラットフォームの専門家らは、市場の安定化には寄与するものの、短期的・マーケティング的な意味合いが強く、長期的には市場競争を阻害する懸念があるとの批判的な見解も示しています。

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  • 出典:中央社 CNA
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