鄭麗文氏は午前、南京の中山陵にて孫文の墓前に献花し、三礼および黙祷を捧げた後、墓室を一周しました。祭文は国民党の江怡臻報道官が代読し、冒頭には民国暦が用いられ、孫文の功績を称えるとともに「中華復興」や「共創和平」の理念が掲げられました。

鄭氏はその後の演説で、日本統治下の台湾人が孫文の死に際して大陸のように公に追悼できなかった歴史を回顧し、声を詰まらせる場面もありました。鄭氏は、孫文がアジア初の民主共和制国家「中華民国」を樹立し、世界の弱小民族のために奔走した指導者であることを強調しました。また、過去の帝国主義の傷跡や両岸の矛盾を乗り越える必要性に言及し、2005年の「連胡会(連戦・胡錦濤会談)」の経験を引用しながら、国民党が果たすべき和解の役割を説きました。

鄭氏は「中山陵の392段の階段は、三民主義と五権憲法を象徴するだけでなく、両岸が対話を開始する基盤となった『九二共識』を意味する」と述べました。さらに、習近平総書記の環境保護政策と孫文の植樹の理念を重ね合わせ、「両岸の平和の種を植えよう」と呼びかけ、「革命未だ成功せず、同志努力せよ」という孫文の遺志を胸に、地域の平和と繁栄に向けた結束を訴えました。

現地の警備は厳重でしたが、一般市民からの歓声も聞かれました。鄭氏はその後、江蘇省の信長星書記との面会や上海への移動、上海市委の陳吉寧書記との面会など、大陸での日程を精力的にこなしました。

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  • 出典:中央社 CNA
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