ロイター通信の報道によると、同組織は声明の中で、キテルソン氏が解放後、直ちにイラクから出国しなければならないと明確に要求している。
カタイブ・ヒズボラの安全保障担当官アブ・ムジャヒド・アル・アサフ(Abu Mujahid al-Assaf)氏は、今回の決定は退任を控えたイラク首相の「国家としての立場」に応えるためのものだと指摘した。また、現在は「シオニズムおよび米国の敵との対抗」という戦争状態にあるため、今回の解放は稀な例外であり、今後は同様の措置を取らないことを強調した。
政府関係者によると、キテルソン氏がスムーズに解放された主な理由は、イラク政府と影響力のある複数のシーア派指導者が連携して圧力をかけたことによるものだという。これに先立ち、イラク当局はこの事件に関与していると見られる親イラン組織のメンバー1名を逮捕していた。一方、米国政府は、この容疑者が米国のブラックリストに指定されているカタイブ・ヒズボラと密接な関係があると考えている。
キテルソン氏はローマを拠点とするフリーランスのジャーナリストで、長期にわたり中東の紛争を報道し、ニュースサイト「アル・モニター(Al-Monitor)」に寄稿している。解放が発表された当日、キテルソン氏とされる映像がソーシャルメディア上で拡散され、映像の中で一人の女性がカメラに向かって英語で話していた。ロイター通信はまだその信憑性を確認できていないが、これは彼女の行方不明後、初の姿を見せたものとみられている。
バグダッドの治安状況は近年改善されており、誘拐事件はかつてほど頻繁には起きていないが、今回の事件は外国人に対する安全の懸念を改めて呼び起こした。報道では、ロシア系イスラエル人学者のエリザベス・ツルコフ(Elizabeth Tsurkov)氏が2023年に同じ組織に誘拐され、2025年になってようやく解放されたことにも言及している。(翻訳:鄭詩韻)1150408
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- 出典:中央社 CNA
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