立法院外交および国防委員会は本日午前、蔡明彦・国家安全局長を招き、「国家情報活動および国家安全局業務報告」に関する質疑を行った。鄭麗文氏率いる訪中団について蔡氏は、国内政党の活動にはコメントしないとしつつも、中共の対台戦略である「和戦加圧」の手法を指摘した。これは軍事的な威嚇やグレーゾーン事態による緊張醸成で不安を煽る一方、中台交流を通じて中国主導の「平和」をアピールする両面作戦である。

蔡氏は、この交流の狙いとして「台湾社会の分断(親中派の声援と米軍購案の妨害)」および「米台協力の分断(米国の介入や発言力の減退を狙う)」の二点を挙げ、交流の背後には明確な統一戦線工作の目的があると強調した。

また、米イ間の情勢について蔡氏は、現在両国が二週間の停火に合意しているものの、予断を許さない状況であると説明。国家安全局として国際情勢の監視を継続する意向を示した。さらに、中国が浙江省沖に設けた空域保留区については、米軍の活動探知および米中首脳会談を前にした対米影響力のテストであると分析した。

台湾に対する「グレーゾーン事態」については、省庁横断的な通報・監視体制を確立しており、国際社会との情報共有も強化していると述べた。最後に、元立法委員秘書が関与したスパイ事件については、司法手続き中のため詳細の言及を控えた。

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  • 出典:中央社 CNA
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