AFP通信によると、地球温暖化は南極大陸に深刻な影響をもたらしている。国際自然保護連合(IUCN)は、コウテイペンギン(emperor penguin)の絶滅危惧度を「準絶滅危惧」(near threatened)から「絶滅危惧」(Endangered)に引き上げ、氷層に依存して生存する種が直面している生存の脅威を浮き彫りにした。

コウテイペンギンは海氷に依存して生息、採食、繁殖を行っている。これらの海氷が時期尚早に崩壊し消失することで、すでにコウテイペンギンの個体数は激減している。

科学者、政府、保護団体からなる世界的なネットワークであるIUCNは、気候変動が海氷の変化を引き起こしており、2080年代までにコウテイペンギンの個体数は半減すると予測していると述べた。

「IUCN絶滅危惧種レッドリスト」(略称:レッドデータブック)の評価に参加したIUCNの専門家パネルメンバーであるフィリップ・トレイサン(Philip Trathan)氏は声明で、彼らは「人為的な気候変動がコウテイペンギンにとって最も深刻な脅威となっているという結論に達した」と指摘した。

「レッドデータブック」はIUCNが維持・管理しており、動植物および菌類の絶滅危機状況に関する世界で最も包括的な情報源である。

コウテイペンギンはすべてのペンギンの中で最も体が大きく重い種であり、首と胸にある鮮やかな金オレンジ色の羽毛は、南極の極端な環境下で生存し繁殖する象徴となっている。(翻訳:何宏儒)1150409

FACT BOX ・ 要点整理

  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:research