米国のGranite River Labs(以下、GRLグループ)は、2010年にカリフォルニア州で設立され、高速信号伝送インターフェースの認証テストおよび自動化ソリューションなどを提供する世界的に有名な企業である。GRLグループは2011年に台湾で技流科技公司を設立し、その後、グループ再編によりシンガポール法人GRL Innovationを設立、技流科技の事業を継承した。

台北地検によると、周俊杰被告は2013年5月に技流科技のビジネス開発シニアマネージャーに就任し、2016年6月に同社の総経理に昇進した。シンガポール法人GRL Innovationが技流科技の業務と雇用契約を継承し、GRLグループは2020年10月、周被告をGRLグループのテストサービス担当副社長兼シンガポール法人GRL Innovationの総経理に抜擢したが、2022年9月26日に雇用関係を終了した。

検察の調査によると、周被告は2022年6月に辞職願を提出した後、退職前に業務上取得した同社の顧客関係管理(CRM)システムの最高管理者権限を利用し、顧客、連絡先、製品などの情報を大量にダウンロードし、技流科技およびシンガポール法人GRL Innovationの営業秘密を不正に複製した。

検察の調べで、周被告は営業秘密を取得した後、2023年8月に母親を代表者として誠新量測股份有限公司を設立し、自ら総経理に就任。シンガポール法人GRL Innovationと同じ、かつ競合関係にある業務を運営し、技流科技の従業員を誠新量測に引き抜いたことが判明した。

周被告は技流科技の営業秘密を使用し、元々の顧客に対して低価格で受注を奪い、誠新量測の業務を勧誘. これにより635万1572台湾ドルの利益を得た。

さらに検察は、周被告が2020年12月から技流科技での月給が39万台湾ドルであったものの、脱税のために母親を名義人として鍇儒公司を設立し、技流科技の名義を冒用して鍇儒公司と偽のコンサルティング契約を締結したことを突き止めた。契約では、技流科技が2021年284万2000台湾ドルのコンサルティング料を鍇儒公司に支払うことになっていた。周被告は技流科技の財務担当者に指示し、自身の月給のうち20万3000台湾ドルをコンサルティング料名目で鍇儒公司に支払わせ、2021年度の給与所得284万2000台湾ドルを申告せず、113万6800台湾ドルの総合所得税を免れた。(編集:李錫璋)1150410

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  • 出典:中央社 CNA
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