AFP通信によると、パキスタンが土壇場で米国とイランの双方による臨時停火を仲介したことは、国際社会で高く評価され、各界に驚きを与えた。

交渉の内情に詳しいパキスタン政府高官は、「停火が成立した夜、一度は希望が潰えかけたが、中国が介入してイランを説得し、予備的な停火に同意させた。我々の努力が主因ではあるが、進展を得るのは困難だった。最終的には北京がイランを説得したことで目標が達成された」と述べた。

イスラエルと米国が2月28日に攻撃を開始して以来、この戦争は数千人の命を奪い、世界経済に大きな打撃を与えてきた。目前に迫った米イ交渉は、この戦火を終結させるための微かな希望をもたらしている。

発言権を持たず匿名を条件に語った別の外交筋は、「パキスタンは、海運、核エネルギー、その他の関連事項について双方が交渉できるよう支援する専門家チームを編成した」と指摘した。

この外交筋や複数の専門家、元高官らがAFPに語ったところによると、パキスタンが交渉の準備を進める中、各界は中国が果たす役割に注目している。

同筋は「中国は保証人になるよう求められており、イランは保証人を求めている」と語った。

主要な候補であるロシアはウクライナ戦争の渦中にあり、欧州連合(EU)をはじめとする西側諸国もロシアを受け入れないため、中国が「最良の候補」であることを意味している。

中国とパキスタン、イランの関係は密接であり、米国主導の厳しい制裁下にあっても、長年にわたり中国はイラン最大の貿易相手国であり続けている。また、パキスタンも中国の「一帯一路」イニシアチブにおける重要なパートナー国であり、中国は現地のインフラプロジェクトに数十億ドルを投資しており、両国政府は互いを「鉄の兄弟」と呼び合っている。

パキスタンの元上院議員で、上院国防・外交委員会の委員長を務めたムシャヒド・フサイン・サイド(Mushahid Hussain Sayed)氏は、「緊密なパートナーであり隣国として、パキスタンと中国は初日から密接に連携し、敵対行為の終結に尽力してきた。イランがトランプ(米大統領)とネタニヤフ(イスラエル首相)のコンビを不信視していることを踏まえると、中国が最終的な保証国となることは、いかなる最終的な和平合意をまとめる上でも鍵となる力になるだろう」と述べた。

しかし、中国は和平を推進する過程で比較的控えめな態度を保っており、単に仲介を続けていることや、各当事者に敵対行為の中止を促していることを繰り返すにとどめている。

アナリストや当局者は、中国が将来的に正式な保証人を公に引き受けるかどうかは、現時点では未知数であると述べている。(編集:張茗喧)1150410

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