総統府は本日、蕭美琴副総統が今朝、苗栗県にある国家衛生研究院(国衛院)を視察したと発表した。副総統は到着後、まず生医工程・ナノ医学研究所の「磁気共鳴神経画像実験室」および「AI防疫作戦研究室」を視察。続いて、司徒恵康院長から「国衛院の発展構造と5大任務」について、陳為堅副院長から「スマート防疫を通じた強靭な健康台湾の構築」について報告を受けた。

副総統は挨拶で、医学、科学研究、産業イノベーション、公衆衛生の各分野において国衛院が顕著な成果を上げていると称賛し、専門家や研究者の長年の献身に深い敬意を表した。また、今回の視察を通じて、台湾の公衆衛生と医療戦略におけるリソース配分や、国際的な影響力拡大の方向性を理解したいと語った。

副総統は、政府系機関の中で最も公衆衛生に精通しているのは頼清徳総統であると強調。頼総統が就任後に立ち上げた「健康台湾推進委員会」は、医療、研究、公衆衛生の専門知識を結集して台湾の健康な未来を築くことを目指しており、これは国衛院の重要な使命の一つであると述べた。

また、国衛院が推進する生物製剤実験室の設立については、リスク管理において最高基準を設けるよう求め、防疫能力向上と安全性確保の両立を期待するとした。さらに、国衛院が保有するデータベースやスーパーコンピュータなどの重要資源を、民間研究機関や医療機関、バイオテクノロジー産業と共有することで、プライバシー保護とガバナンスを両立しつつAI活用を加速させ、産業全体の発展を促すべきだと指摘した。

最後に副総統は、頼総統が重視する「均衡台湾」政策に基づき、医療・研究リソースを苗栗や雲林などへ配置し、都市部への集中を是正する方針を示した。優秀な人材の地方定着に向け、今後は政府として環境整備や支援策を強化し、台湾の公衆衛生および医療分野の競争力を高めていくと意欲を示した。

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  • 出典:中央社 CNA
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