漢光演習の兵棋推演が10日から24日まで行われます。今回は「中央連合応変センター(CJEOC)」が演習状況に応じて全面的に開設され、行政院の統一指揮のもと、6日間3段階のプロセスで軍民の資源調達や指揮管制を訓練します。主な課題として「予防的避難」、「医療撤退・拡充」、「統合交通管制」が掲げられ、卓栄泰行政院長も参加予定です。また、新北、宜蘭、高雄、屏東の各自治体も「地方応変指揮管制センター(LJEOC)」を開設し、自治体間の連携を強化します。
行政院の関係者によれば、政府は国家全体の応変体制を構築し、「政府の継続運営」「社会生活機能の維持」「軍事行動への支援」という3つの目標を達成することを目指しています。また、民力活用、物資配送、インフラ維持、医療・避難施設整備、サイバーセキュリティなど5つの主軸を通じて、複合的なリスクへの対応能力を高めます。
季連成政務委員は取材に対し、兵棋推演は実兵演習ではないものの、戦時下でいかに政府機能を維持し、中央・地方・軍が連携できるかを試す重要な機会だと説明しました。特に、戦時において軍事施設が標的となる場合、平時とは逆に地方政府が軍を支援する必要があるため、中央、地方、軍の三者間の指揮系統を維持することが不可欠です。
今回の演習では、無人機やミサイル、爆撃などによる政府施設や重要インフラへの攻撃を想定し、防護、生存、復旧のシミュレーションを行います。また、中央・地方・軍が「共通作戦画像(COP)」を共有することで、敵情の把握と統一的な行動を目指します。
行政院関係者は、今回の演習で「軍民統合による共通作戦画像の形成」「機能の効率化」「中央・地方・軍の統合訓練」「4自治体のLJEOC参加による全面的な兵棋推演」という4つの初となる目標を達成するとしています。
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- 出典:中央社 CNA
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