台東県卑南郷美農の山中で、台湾ツキノワグマの母熊が罠にかかっているのが発見された。幸いにも住民が迅速に通報したため、林業・自然保育署は野生動物保護協会(野湾)のスタッフや地元の部族民と協力し、救助して病院へ搬送した。林業署は通報した部族民に報奨金を授与する予定である。
農業部林業・自然保育署台東分署は本日、ニュースリリースを発表し、今朝、台東県卑南郷斑鳩付近、標高わずか428メートルの美農の山中で、台湾ツキノワグマが罠にかかっているとの通報を受けたと発表した。
台東分署は直ちに、野湾野生動物保育協会、下賓朗部族の住民、および初鹿派出所の警察官計19人と共に現場へ急行し、救助活動を行った。その後、クマを野湾野生動物病院へ搬送し、検査とケアを行った。
台東分署によると、クマが罠にかかっていた場所は産業道路脇の険しい地形で、救助チームは地形の困難を克服し、無事にクマを野湾の医療チームへ引き渡した。初期検査の結果、このクマは体重66キロの健康状態の良い成獣の母熊で、右後肢が罠にかかった影響で赤く腫れている。今後は野湾野生動物病院でさらなる検査と必要なケアを行い、健康に問題がないことが確認され次第、野生へ戻す予定である。
台東分署は、今回の救助活動が短時間で完了できたのは、住民の迅速な通報と、地元の部族、医療チーム、警察官の協力のおかげであると述べた。住民の熱心な通報に感謝し、近いうちに報奨金を授与する予定である。野生動物が負傷したり罠にかかったりしているのを発見した場合は、直ちに林業保育署の24時間通報専用ダイヤル(0800-000-930)または台東県政府の1999専用ダイヤルへ連絡してほしい。
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- 出典:中央社 CNA
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