中央通信社(クアラルンプール27日)熱波が西欧を襲い、南アジアのインドでも連日猛暑が続いている。マレーシアでは熱波は発生していないものの、南西モンスーンの影響で例年より高温かつ乾燥しており、ヘイズのリスクが高まっている。西欧の熱波により、英国とフランスでは5月の観測史上最高気温を更新し、今後数日間は39度に達する恐れがある。インド南部・南東部では高温による死者も報告されており、ウッタル・プラデーシュ州やマハーラーシュトラ州では47.6度を記録した。東南アジアのマレーシアは熱帯雨林・モンスーン気候に属する。気象局によると、5月中旬から9月中旬まで続く南西モンスーン期間中は全体的に乾燥した天候となるが、一部地域では豪雨や雷、強風の可能性がある。気象局は、モンスーンのピーク時には高温乾燥によりヘイズのリスクが増すと指摘。市民に対し、炎天下での屋外活動を控え、水分補給や適切な服装で熱中症を防ぐよう呼びかけている。マレーシアには四季がなく一年中夏のような気候であるため、市民の生活は概ね通常通りだが、外出時には日傘や小型扇風機を持ち歩く姿が見られる。公園や登山道では早朝や夕方に運動する人が多く、農村部では子供たちがアイスクリームを買い求める姿も見られる。気象局は高温警報を3段階で設定しており、35〜37度が3日続くと第1級、37〜40度が3日続くと第2級、40度超が3日続くと第3級の警報が発令される。今年4月にはマレー半島で10地域が第1級警報の対象となった。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:weather