中央社台北28日電、音楽監督の準・マ寇爾(Jun Märkl)が率いるNSO国家交響楽団は、ヴァイオリニストのアラベラ・史坦巴赫(Arabella Steinbacher)と共演し、布拉姆斯「D大調小提琴協奏曲」を披露する。史坦巴赫は本日の記者会見で、この曲は技巧、体力、感情面で非常に大きな挑戦であると語った。マ寇爾は、この曲は最も美しいヴァイオリン協奏曲の一つであり、独奏者には純粋な音色と絶対的な技巧が求められると述べた。今回史坦巴赫が使用するのは、1718年製の史特拉第瓦里名琴「ex Benno Walter」である。かつて布拉姆斯が崇拝した友人班諾・華特(Benno Walter)が所有していたこの名器は、19世紀のロマン派音楽の歴史を刻んでおり、今回の演奏に特別な意味を加えている。1981年生まれの史坦巴赫は、9歳からドイツの音楽教育者庫瑪千科(Ana Chumachenco)に師事し、2004年に鄭京和の代役として一躍有名になった。本公演は台積心築芸術季の圧軸プログラムであり、台積電文教基金会の許峻郎執行長は、史坦巴赫の「生活を楽譜に磨き上げる」という言葉に感銘を受けたと語った。NSO「春之声」コンサートは5月30日に台北国家音楽庁、5月31日に新竹市文化局演芸庁で開催される。プログラムには舒曼の交響曲第1番「春」も含まれている。

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