エボラ出血熱の流行が拡大していることを受け、台湾は6月2日午前0時より、コンゴ民主共和国およびウガンダの住民の入国を一時的に禁止する。感染症専門家の李秉穎氏は本日、エボラ出血熱の世界的な大流行の可能性は低いものの、致死率が非常に高いため、厳格な水際対策は絶対的に必要であると述べた。世界保健機関(WHO)は22日、コンゴ民主共和国におけるエボラウイルスのリスクを最高レベルに引き上げ、両国の流行を「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」と宣言した。台湾の疾病管制署は、渡航警戒レベルを第3級「警告」に引き上げ、入国者には21日間の自主健康管理を義務付けている。李氏は、エボラウイルスは人との接触で感染し、予防が非常に困難であると指摘。医療従事者であっても感染リスクが高いため、臨床現場では厳格な防護措置が必要であると強調した。台湾と両国の往来は多くないものの、防疫上の安全を考慮し、政府の入国制限措置は妥当であると評価している。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:health