ロシアの国営原子力企業ロスアトムは本日、ウクライナ軍のドローンがロシアが支配する欧州最大のザポリージャ原子力発電所を攻撃したと発表しました。主要設備に損傷はないものの、キエフ(ウクライナ政府)はこれをモスクワの宣伝工作であると一蹴しました。ロイター通信によると、ロスアトムの責任者であるアレクセイ・リハチョフ氏は、この攻撃を「意図的なもの」とし、爆発によって建屋の壁に穴が開いたと述べました。リハチョフ氏は声明で「今日の午後、ウクライナの自爆ドローンが第6号機建屋に衝突し、爆発が発生した」と述べました。「爆発による主要設備への損傷はないが、タービン建屋の壁に穴が開いた」としています。ウクライナ軍はロシア側の主張を否定し、「またしても宣伝工作だ」と切り捨て、部隊はザポリージャ原発の第6号機に対して攻撃を行っていないと表明しました。ウクライナ軍は声明で「ウクライナ軍は国際人道法を厳格に遵守しており、原子力施設に対するいかなる行動の結果も十分に理解している」と述べました。「事案発生時、前線では激しい交戦はなく、いかなる兵器も使用していない」としています。ザポリージャ原発はウクライナ南東部の前線に近く、2022年3月にロシアによって占領されました。4年にわたる戦争期間中、この原発は数回攻撃を受けており、各界から核事故への懸念が寄せられています。
FACT BOX ・ 要点整理
- 出典:中央社 CNA
- 分類:War/Geopolitics
- 関連組織:Rosatom
- 原文内の日付:March 2022