(中央社、基隆31日発)基隆市で、王姓の男が昨日、母親を刃物で殺害した後、マンションの屋上から飛び降り、母子ともに搬送先の病院で死亡が確認された。検察官は本日、遺体を検視し、母親は頭部、左胸、腹部など15カ所以上に刺し傷があり、外傷性気胸を負っていたほか、両腕や肘、手首にも複数の傷があった。関係者によると、無職の王容疑者は以前から自宅で59歳の母親と度々口論になっていた。昨日午後5時頃、母親が七堵区の自宅で夕食を作っていた際、男は母親が兄にコートを買ったのに自分には買わなかったことに不満を抱き、口論から身体的な衝突に発展したとみられる。男は犯行後、自宅マンションの12階屋上から飛び降りたとみられる。兄が現場を目撃し、父親に連絡して帰宅させたが、母子ともに基隆長庚病院に搬送されたものの死亡が宣告された。近隣住民によると、この家族は10年以上この地に住んでおり、夫婦は人当たりが良く、近所の人にも挨拶を欠かさなかった。兄弟についてはあまり知られておらず、男は普段働いておらず、兄は父親と自動車修理工場で働いていたという。普段から争いごとの音は聞こえてこなかったため、コート一枚を巡る事件に住民は驚きを隠せない。警察は、家庭内で衝突があった場合は冷静に話し合い、暴力で解決することを避けるよう呼びかけている。また、情緒的な悩みや心理的ストレスがある場合は、積極的に助けを求め、命を大切にするよう訴えている。

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  • 出典:中央社 CNA
  • 分類:crime