(中央社台北31日)「血糖値が少し高いだけだから大丈夫」という考えは、貴重な治療の黄金期を逃す恐れがある。研究によると、血糖値が高い段階で積極的に管理を行うことで、身体に「遺産効果(レガシーエフェクト)」が生じ、早期の安定した血糖管理が数十年間にわたって保護効果をもたらし、死亡率を17%も下げられる可能性があることがわかった。医学誌「Frontiers in Endocrinology」に掲載された研究によると、糖尿病予備軍の段階で介入と追跡を行うことで、悪化を遅らせるだけでなく、心血管疾患の既往歴がない集団では全死亡率が約17%、網膜症のリスクが38%低下した。また、心血管リスクが10%を超える集団では死亡率が21%低下した。代謝・減量専門医の周建安医師は、これが「遺産効果」であり、初期に血糖を安定させることで、将来的に数値が多少変動しても血管や臓器が保護されると解説する。周医師は、糖尿病予備軍は自覚症状がほとんどないため軽視されがちだが、極端な糖質制限などは危険だと警告する。肥満や脂肪肝、家族歴がある人は3〜6ヶ月ごとの定期検査を推奨し、HbA1cが5.7〜6.4%であれば早期介入が必要だと強調した。理想的な管理には、医師や栄養士による専門的な評価と、薬物療法、体重管理、運動を組み合わせた包括的な戦略が不可欠である。
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- 出典:中央社 CNA
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