中央社シドニー2日発。オーストラリア政府の報告によると、農家が干ばつに見舞われていることに加え、中東での衝突による燃料や肥料の価格高騰が重なり、今季の小麦生産量は4分の1以上減少する見通しとなった。AFP通信によると、世界的な小麦輸出国であるオーストラリアの農業省の四半期評価では、今季の収穫量は前年比26%減の2670万トンに急減すると予測されている。オーストラリアの小麦は冬に栽培されるが、南半球の冬は始まったばかりである。同国の小麦の大部分はアジアや中東に輸出されている。報告書によると、生産量は5年平均を23%10年平均を8%下回る見込みだ。また、農家は他の作物に比べて収益性が低いことや、北部での「極度の乾燥」を理由に、小麦の作付面積を12%削減する予定である。報告書は「中東での衝突が続けば、投入コストが高止まりし、生産量がさらに圧迫される可能性がある」と警告している。さらに、西オーストラリア州や南オーストラリア州の一部では鼠害が急増しており、当局は緊急許可を出して駆除を進めている。

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